2026年夏の甲子園には、全国49代表から合計980人がベンチ入りします。

その中で注目したいのが、

1年生。

高校へ入学してから、まだ数カ月。

それにもかかわらず、3年生や2年生との激しい競争を勝ち抜き、全国大会の20人に入った選手たちです。

2026年8月4日時点の全国大会登録名簿を当サイトで再集計したところ、1年生は、

51人。

49代表のうち、

26校

が少なくとも1人の1年生を甲子園メンバーへ登録しています。

全980人に占める割合は約5.2%。

つまり、

甲子園ベンチ入り選手約20人に1人が1年生

という計算になります。

中でも驚異的なのが高岡商。

20人中7人が1年生です。

さらに仙台育英・丹羽裕聖、日本文理・浅井隼、明徳義塾・新名勇臣など、すでに地方大会で中心選手として活躍している1年生もいます。

今回は2026年夏の甲子園にベンチ入りした1年生全51選手を完全一覧で紹介します。

※全国大会の登録選手は1校20人以内。登録変更は原則8月4日午前9時までです。


夏の甲子園2026 1年生ベンチ入り全51選手

高校背番号選手投打出身中学
白樺学園14長尾烈右/右北海道・伊達市立伊達中
白樺学園15丸山湊右/左北海道・千歳市立千歳中
白樺学園18高岡颯右/右北海道・網走市立第三中
白樺学園20太田慶音右/右北海道・千歳市立青葉中
花巻東16菊地輝右/右埼玉・所沢市立美原中
花巻東20門間一颯右/右神奈川・川崎市立東橘中
横手15髙橋天翔右/左秋田・横手市立横手南中
横手20津谷輝真右/右秋田・大仙市立大曲中
仙台育英5丹羽裕聖右/右愛知・春日井市立知多中
霞ケ浦6加藤龍右/左愛知・岡崎市立葵中
霞ケ浦9秋山櫻介右/左神奈川・小田原市立泉中
霞ケ浦14八柳譲右/左神奈川・川崎市立平間中
霞ケ浦15小磯陽希右/右茨城・水戸市立緑岡中
佐野日大19坂入晴昭左/左埼玉・さいたま市立土呂中
健大高崎9狩野蓮義右/左愛知・大府市立大府中
健大高崎14大橋叡刀左/左東京・駿台学園中
花咲徳栄16佐藤新志右/右埼玉・熊谷市立吉岡中
東海大甲府12櫻井堅心右/右埼玉・伊奈町立小針中
拓大紅陵11鈴木颯斗右/右茨城・古河市立古河第二中
八王子実践19鈴木瑛人右/左東京・昭島市立清泉中
松商学園15新海湊斗右/左長野・上田市立第四中
日本文理11浅井隼右/右新潟・燕市立吉田中
日本文理18石橋有一右/右東京・江東区立辰巳中
高岡商4渡翔斗右/右富山・高岡市立志貴野中
高岡商6折平然司右/右富山・射水市立大門中
高岡商7上田順敬右/左富山・高岡市立福岡中
高岡商12横川朔太郎右/左富山・小矢部市立石動中
高岡商16永井漣翔右/左富山・富山市立岩瀬中
高岡商19水上飛來右/右富山・射水市立小杉南中
高岡商20古仙眞之助右/右富山・南砺市立福野中
敦賀気比13磯野太我右/右福井・鯖江市立中央中
三重17鈴木達也左/左愛知・知立市立知立南中
立命館宇治12長澤寛汰右/右三重・津市立一身田中
立命館宇治15池本大地右/右京都・宇治田原町立維孝館中
立命館宇治18石津大翔右/右京都・精華町立精華中
智辯和歌山15川村心太郎右/右奈良・生駒市立大瀬中
17大木翔馬左/左兵庫・丹波篠山市立丹南中
鳥取城北15小笠原輝右/右広島・福山市立誠之中
鳥取城北16真田幸太右/右京都・京都市立蜂ヶ岡中
鳥取城北20内藤将道右/右鳥取・米子市立湊山中
英明15惣田晴塁右/右香川・観音寺市立大野原中
明徳義塾11新名勇臣左/左宮崎・日南市立南郷中
明徳義塾18松元弥季右/右高知・明徳義塾中
明徳義塾19渡辺大馳右/左千葉・茂原市立冨士見中
東筑12明智悠真右/右福岡・福津市立福間中
佐賀商10嘉村直斗右/左佐賀・小城市立三日月中
佐賀商13東島海世右/左佐賀・佐賀市立城北中
佐賀商15内田朔矢右/右佐賀・神埼市立千代田中
大分商18葛城晴紀左/左大分・大分市立大東中
神村学園15深田蒼真右/左宮崎・川南町立唐瀬原中
神村学園16大石健仁右/右福岡・筑後市立羽犬塚中

1年生が最も多い高校は高岡商!

学校別に見ると、最多は、

高岡商の7人。

20人中7人。

実にベンチ入りメンバーの35%が1年生です。

しかも単なる控えではありません。

富山大会準決勝では、

1番・渡翔斗
2番DH・横川朔太郎
3番・上田順敬
9番・折平然司

と、複数の1年生がスタメンに入っています。

名門・高岡商にとって2026年は勝負の年ですが、

2027年、2028年へ続く世代交代も同時に進んでいる

ことが分かります。

学校別人数の上位は、

順位高校1年生
1高岡商7人
2白樺学園4人
2霞ケ浦4人
4立命館宇治3人
4鳥取城北3人
4明徳義塾3人
4佐賀商3人

です。


注目1年生① 仙台育英・丹羽裕聖

今大会の1年生で、現時点の実績No.1候補は、

仙台育英・丹羽裕聖。

背番号は5。

つまり名門・仙台育英で、入学から数カ月の選手が一桁番号を背負っています。

春から公式戦へ出場し、県大会と東北大会を合わせて27打数11安打7打点、打率.407を記録。

夏の宮城大会初戦では、

3打数3安打5打点。

すでに3番打者を任されています。

さらに中学時代はU15日本代表。

走攻守3拍子そろった内野手として注目されています。

「将来のスター候補」ではなく、

2026年大会ですでに主力

なのが丹羽のすごさです。


注目1年生② 日本文理・浅井隼

投手で最も注目したい1年生の一人が、

日本文理・浅井隼。

新潟大会決勝。

相手はセンバツにも出場した帝京長岡。

その大一番で先発を任されると、

9回2失点完投。

日本文理を8-2の勝利と甲子園出場へ導きました。

高校1年生が夏の県大会決勝を完投。

しかも名門・日本文理の甲子園切符が懸かった試合です。

甲子園で登板すれば、一気に全国的な知名度が上がる可能性があります。


注目1年生③ 明徳義塾・新名勇臣

明徳義塾で1年生ながらスタメンに入っているのが、

新名勇臣。

地方大会ではDHや右翼で先発。

丸の内戦では6番、土佐との準決勝でも6番、高知中央との決勝では7番でスタメンに入っています。

馬淵史郎監督率いる明徳義塾で、1年夏から中軸付近を任される。

それだけでも期待値の高さが分かります。


明徳義塾は1年生3人

明徳義塾には、

新名勇臣
松元弥季
渡辺大馳

の3人が登録。

地方大会登録メンバーでも3人の1年生が確認されています。

2026年だけでなく、2028年まで続く次世代の中心候補です。


公立校にも1年生が多数

1年生というと全国から有望選手を集める私立強豪をイメージしがちですが、公立校にも多数います。

高岡商は7人。

横手2人。

佐賀商3人。

大分商1人。

東筑1人。

社1人。

特に高岡商は7人全員が富山県内中学出身。

地元の1年生を大量に登録しながら甲子園へ出場しました。


26校は1年生を登録、23校はゼロ

49代表のうち、

26校が1年生あり。
23校は1年生なし。

です。

3年生中心で最後の夏に勝負する学校。

2年生を多く使う学校。

1年生から積極的に起用する学校。

チーム作りは大きく異なります。

1年生が多ければ強いわけでも、3年生中心なら古いというわけでもありません。

大会を勝ち抜くための現在戦力と、将来の育成をどう組み合わせるか。

監督の考え方が表れる部分です。


2028年ドラフト候補を探すなら今年から見る

2026年の高校1年生は、順調に進めば2028年ドラフト世代。

つまり今回の51人の中から、

2028年ドラフト1位。

高校日本代表。

甲子園のスター。

未来のプロ野球選手。

が誕生する可能性があります。

今は背番号18、19、20の控えでも、2年後には絶対的エースや4番になっているかもしれません。

高校野球の面白さは、

選手の成長を3年間追えること。

2026年夏の名前を覚えておけば、2027年、2028年の甲子園をより楽しめます。


まとめ|2026年甲子園には1年生51人!

2026年夏の甲子園に登録された1年生は、

全51人。

49代表中26校に1年生がいます。

最多は、

高岡商の7人。

注目度では、

仙台育英・丹羽裕聖。

日本文理・浅井隼。

明徳義塾・新名勇臣。

などがすでに主力として結果を残しています。

しかし甲子園では、まだ全国的に無名の1年生が突然ブレイクすることもあります。

2026年夏。

3年生の最後の夏だけではなく、

「未来の甲子園スターの最初の夏」

にも注目です。