高校野球というと、180cmを超える大型選手や、体重90kgを超える強打者に注目が集まりがちです。

一方、2026年夏の甲子園には身長170cm未満でも主力としてプレーする選手が数多く出場しています。

「小柄でも甲子園で活躍している選手はいる?」

「170cm未満の注目選手は誰?」

「一番小さい選手はどのくらい?」

と気になった方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、2026年夏の甲子園のベンチ入りメンバーから、170cm未満で注目したい選手を調査しました。

160cmでも甲子園でサヨナラ打|山本飛佑雅(鳴門渦潮)

小柄な選手の活躍を象徴する存在が、鳴門渦潮の山本飛佑雅選手です。

山本選手は2年生で、

身長160cm・体重64kg。

右投げ左打ちの内野手で、背番号4をつけています。

そして2026年8月9日の八王子実践戦では、延長10回タイブレークで劇的なサヨナラ打。

鳴門渦潮を2-1の勝利へ導きました。

甲子園という大舞台で、160cmの2年生が試合を決める一打。

「体が大きくなければ活躍できない」というイメージを覆すようなプレーとなりました。

169cmで最速148キロ|稲山幸汰(霞ケ浦)

投手で注目したいのが、霞ケ浦の稲山幸汰選手です。

身長169cm・体重69kg。

170cmに満たない体格ながら、最速148キロを誇る右腕です。

茨城大会では6試合に登板し、32回2/3を投げて自責点4。

霞ケ浦の甲子園出場を支えた大黒柱でした。

投手は190cm前後の大型選手が注目されることも多いポジションですが、稲山選手は169cm。

身長と球速が単純に比例するわけではないことがよく分かる選手です。

166cmの1番打者|藤井陽斗(享栄)

享栄の藤井陽斗選手も170cm未満で主力を務めています。

身長166cm・体重67kgの3年生外野手。

2026年8月11日の履正社戦では、1番・右翼で先発出場しました。

2026年度の集計データでは19試合で打率.310、22安打、10盗塁。

三振はわずか2つで、出塁率は.400となっています。

166cmという体格ながら、塁に出て走り、チャンスを作るタイプ。

大型選手とは違った方法でチームに貢献する選手の代表例といえそうです。

163cmの二塁手|竹内泉汰(享栄)

同じ享栄には、さらに小柄な竹内泉汰選手もいます。

身長163cm・体重67kgの2年生内野手です。

甲子園の履正社戦では9番・二塁でスタメン出場しました。

2026年度の集計では6犠打、3盗塁を記録。

送りバントや走塁など、小技を含めた役割を担ってきました。

長打力だけではなく、守備、走塁、バントなどでチームに貢献できるのも高校野球の面白いところです。

167cmの1年生ショート|加藤龍(霞ケ浦)

霞ケ浦の加藤龍選手は、1年生ながらベンチ入り。

身長167cm・体重67kgで、右投げ左打ちの内野手です。

地方大会では打率.261。

守備面でもチームを支え、1年生ながら遊撃を任されました。

まだ高校野球生活が始まったばかりの1年生。

今後の成長とともに、2027年、2028年にどのような選手になっているのかも楽しみです。

大会登録では159cmの選手も

さらに大会登録プロフィールを見ると、明徳義塾の佐藤颯哉選手は159cm・50kgでベンチ入りしています。

3年生の内野手で、右投げ左打ちです。

甲子園には190cmを超える大型選手がいる一方で、160cm前後の選手も同じ舞台に立っています。

身長差にすると30cm以上。

さまざまな体格の選手が、それぞれの長所を生かして戦っていることも高校野球の魅力といえます。

170cm未満の注目選手まとめ

今回紹介した主な選手をまとめると、以下のようになります。

選手高校学年身長体重注目ポイント
佐藤颯哉明徳義塾3年159cm50kg内野手としてベンチ入り
山本飛佑雅鳴門渦潮2年160cm64kg甲子園でサヨナラ打
竹内泉汰享栄2年163cm67kg二塁手として先発
藤井陽斗享栄3年166cm67kg1番打者、俊足が武器
加藤龍霞ケ浦1年167cm67kg1年生ショート
稲山幸汰霞ケ浦3年169cm69kg最速148キロ右腕

こうして見ると、「小柄な選手」といっても役割はさまざまです。

投手、内野手、外野手がおり、打撃、守備、走塁、それぞれの分野で存在感を見せています。

小柄な選手だからこそ見たいポイント

身長は選手の特徴のひとつですが、野球の実力を決める数字ではありません。

特に170cm未満の選手を見る際には、

  • バットコントロール
  • スイングスピード
  • 走塁
  • 守備範囲
  • バント
  • 投手なら球速や制球力
  • 状況判断

などにも注目すると、その選手ならではの強みが見えてきます。

山本飛佑雅選手のサヨナラ打や、稲山幸汰選手の148キロは、その分かりやすい例といえそうです。

まとめ

今回は、2026年夏の甲子園に出場する170cm未満の選手について調査しました。

特に注目したいのは、

  • 160cmの山本飛佑雅選手が甲子園でサヨナラ打
  • 169cmの稲山幸汰選手は最速148キロ
  • 166cmの藤井陽斗選手は1番打者として出場
  • 163cmの竹内泉汰選手も二塁手としてスタメン
  • 167cmの1年生・加藤龍選手もベンチ入り
  • 大会登録プロフィールでは159cmの選手もいる

という点です。

190cmを超える選手もいれば、160cm前後で全国の舞台に立つ選手もいる2026年夏の甲子園。

体格だけでは測れない技術やスピード、勝負強さこそ、高校野球を見る面白さのひとつです。

大型選手だけでなく、小柄な選手がどんなプレーで存在感を発揮するのかにも注目してみてはいかがでしょうか。