2026年夏の甲子園で注目される本格派右腕の一人が、

霞ケ浦のエース、

稲山幸汰投手。

最速は、

147キロ。

身長170cm前後と決して大型ではありません。

しかし力強いストレートに、

スライダー
フォーク

を組み合わせ、三振を奪える右腕です。

夏の茨城大会準々決勝では鹿島学園を、

2安打10奪三振完封。

決勝では常総学院戦に3回途中からロングリリーフし、最後まで投げ抜いて2年ぶりの甲子園出場へ導きました。

当然、

「ドラフト候補なのでは?」

と思うスペックです。

ところが2026年7月、稲山について非常に気になる発言が報じられました。

現段階では、

「今夏で野球をやめる」意向。

最速147キロ右腕は本当に高校野球を最後にユニホームを脱ぐのでしょうか。

今回は、

「稲山幸汰はドラフト候補?」
「最速は?」
「球種は?」
「出身中学は?」
「なぜ野球をやめる?」
「卒業後の進路は?」

をまとめます。

稲山幸汰のプロフィール

項目内容
名前稲山幸汰
高校霞ケ浦
学年3年
ポジション投手
投打右投右打
身長約170cm
体重約68kg
出身福島県相馬市
出身中学相馬市立中村第一中学校
中学所属中学軟式野球部
背番号1
最速147キロ
主な球種スライダー、フォークなど
ドラフト対象2026年

強豪のエースとしては比較的小柄。

それでも147キロを投げます。

稲山幸汰は2026年ドラフト候補?

ドラフト関連媒体では、

2026年の高校生ドラフト候補として名前が掲載されています。

最速147キロ。

右腕。

三振を取れるフォーク。

甲子園出場。

条件だけを見れば、プロから注目されても不思議ではありません。

ただし現在の最大のポイントは、

本人が現段階で、

今夏を最後に野球をやめる意向を示している

ことです。

最速147キロ

稲山の自己最速は、

147キロ。

170cm前後の身体から140キロ台後半を投げ込みます。

大型投手が長い腕を使って投げ下ろすタイプではありません。

身体全体を使い、力のある直球を投げる右腕です。

小柄でも球威がある

高校野球のドラフト候補投手には、

185cm
190cm

という大型右腕もいます。

稲山は約170cm。

しかし投手は身長だけで決まりません。

球速。

回転。

制球。

変化球。

投球テンポ。

稲山は小柄な身体から強い球を投げることで注目されています。

球種はスライダーとフォーク

稲山は147キロのストレートだけではありません。

特に確認できる変化球が、

スライダー、フォーク。

夏の鹿島学園戦では、

序盤はスライダー。

試合後半はフォーク。

と使い分けました。

相手打者が慣れてきたところで配球を変える。

三振を取れる理由の一つです。

準々決勝で2安打完封

2026年茨城大会準々決勝。

相手は、

鹿島学園。

稲山は先発。

結果は、

9回2安打無失点。

完封勝利です。

奪三振は、

10。

霞ケ浦が3-0で勝利しました。

2試合連続完投

鹿島学園戦は、

稲山にとって、

2試合連続の完投。

夏の大会でエースとして長いイニングを任されていました。

そのため準決勝では、チームが稲山の負担を減らす投手起用を選びます。

春に同じ鹿島学園に打たれていた

この完封には背景があります。

春の茨城大会。

霞ケ浦は鹿島学園と対戦。

稲山はリリーフ登板しましたが、

2回3分の2
6安打
5失点。

チームも、

7-9で敗れました。

夏は同じ相手。

稲山にとってリベンジ戦でした。

春の敗戦から制球を改善

春に打ち込まれたあと、稲山が意識したのが、

アウトコースのストレートと低めへの制球。

ただ球を速くするのではありません。

コースを磨く。

甘い球を減らす。

その成果が夏の、

2安打完封
10奪三振

につながりました。

準決勝はエースを温存

準決勝の水戸商戦。

霞ケ浦は、

小林将大

を先発させました。

小林が7回途中まで1失点。

稲山は2回3分の1程度の登板に抑えられます。

4回戦、準々決勝を完投していたエースの負担を減らすことに成功しました。

決勝は常総学院

決勝の相手は、

常総学院。

茨城を代表する名門です。

霞ケ浦は過去、

2008年
2013年

の夏の決勝で常総学院と対戦。

どちらもサヨナラ負け。

2026年は3度目の正直を狙いました。

3回途中から稲山投入

決勝は小林将大が先発。

小林は2回3分の1を無失点。

3回。

1死一、二塁。

ここで、

稲山幸汰。

エースがマウンドへ上がります。

稲山は三ゴロ併殺に打ち取り、ピンチを無失点で切り抜けました。

最後まで投げて9-7

霞ケ浦打線は大量援護。

一時はリードを大きく広げました。

しかし常総学院も7回に5得点。

一気に試合が分からなくなります。

それでも稲山はマウンドを降りません。

最後まで投げ切り、

霞ケ浦9-7常総学院。

2年ぶり4回目の夏の甲子園出場を決めました。

1年夏は甲子園メンバー外

霞ケ浦は2024年夏にも甲子園へ出場。

智辯和歌山を破り、3回戦まで進みました。

当時の稲山は高校1年生。

しかし、

甲子園ベンチ入りはできませんでした。

スタンドから先輩たちの戦いを見ていました。

智辯和歌山戦が心に残った

2024年夏。

霞ケ浦は強豪・智辯和歌山を撃破。

稲山はその試合をスタンドから見ています。

格上と言われる相手でも、

自分たちの野球をすれば勝てる。

その経験が印象に残っていると語っています。

2026年。

今度は自分が背番号1。

スタンドではなく、甲子園のマウンドを目指して戦いました。

出身中学は中村第一中学校

稲山は茨城県出身ではありません。

出身は、

福島県相馬市。

出身中学は、

相馬市立中村第一中学校。

中学時代は、

硬式クラブではなく、

中学校の軟式野球部。

ここも非常に興味深い経歴です。

中学軟式から147キロ右腕へ

現在の高校野球では、

ボーイズ
シニア
ヤング
ポニー

など中学硬式出身の選手が多くいます。

稲山は中学軟式。

そこから霞ケ浦へ進み、

1年秋にベンチ入り。

2年秋からエースナンバー。

そして最速147キロ。

中学時代から全国的な硬式クラブのスターだったわけではありません。

高校で大きく伸びた投手です。

「今夏で野球をやめる」と表明

ドラフトを考えるうえで最大のポイントです。

2026年7月の報道で稲山は、

現段階では、

今夏で野球をやめる意向

を示しています。

最速147キロ。

甲子園エース。

ドラフト候補リストにも名前がある。

それでも競技を続けない考えを持っているという、非常に珍しいケースです。

なぜ野球をやめるの?

気になるところですが、

「○○が理由で野球をやめる」

と具体的な理由を本人が詳しく説明した公開情報は確認できません。

そのため、

ケガ
進学
別競技
勉強
就職

などを推測で理由にするのは避けるべきです。

確認できるのは、

2026年7月時点では今夏で野球をやめる考えを示している

ことです。

本当にドラフト志望届は出さない?

現段階では野球をやめる意向なので、

そのままであれば、

プロ志望届を提出する可能性は高くない

と考えるのが自然です。

ただし高校生の進路は夏の甲子園後に変わることもあります。

大学やプロ関係者から声がかかる。

本人の気持ちが変わる。

家族や指導者と相談する。

こうした可能性もあります。

したがって、

「ドラフトを絶対に受けない」と断定する段階ではありません。

甲子園で進路が変わる可能性も

もし甲子園で、

147キロを連発
強豪校を完封
二桁奪三振

などの投球をすれば、注目度はさらに上がります。

現在は野球をやめる意向でも、

甲子園後に考えが変わるか

は分かりません。

稲山の記事では、夏終了後の進路情報を更新する価値が非常に高そうです。

まとめ

霞ケ浦の稲山幸汰は、最速147キロを誇る本格派右腕です。

・霞ケ浦3年
・右投右打
・約170cm、68kg
・自己最速147キロ
・スライダー、フォークを使用
・福島県相馬市出身
・中村第一中学校出身
・中学時代は軟式野球部
・高校1年秋からベンチ入り
・2年秋からエース
・茨城大会準々決勝で2安打完封
・鹿島学園戦で10奪三振
・決勝は3回途中からロングリリーフ
・常総学院を9-7で破り甲子園へ
・ドラフト候補として名前が挙がる
・2026年7月時点では「今夏で野球をやめる」意向
・具体的な卒業後進路は現時点で未公表

最速147キロ。

ドラフト候補。

甲子園のエース。

普通なら、

「プロへ行くのか?」

が最大の話題になる投手です。

しかし稲山幸汰は現時点で、

高校最後の夏を野球人生最後の夏にする考えを示しています。

甲子園での投球。

そして大会後、本当にユニホームを脱ぐのか。

進路まで注目したい選手です。