「月1回・1時間・1万円」で男性の身だしなみをまとめて整えるワンストップ美容サロン**「ミダシー」**。

全国へのフランチャイズ展開を急速に進めていますが、2026年8月に非常に気になる数字が明らかになりました。

ミダシー代表の土橋和貴さんがXで、

新宿本店の2026年7月売上が1,800万円に到達した

ことを明らかにしたのです。

ミダシー株式会社は将来的に、

全国200店舗・年商100億円

という大きな目標を掲げています。

では、新宿本店の月商1,800万円という数字を基準にすると、ミダシーは本当に年商10億円、そして年商100億円まで成長できるのでしょうか。

AI予想パビリオンでは、店舗数と1店舗あたり売上を組み合わせて独自にシミュレーションしました。

結論:ミダシーの年商10億円規模はかなり現実的、100億円は「店舗数」が最大のカギ

最初にAI予想です。

年商10億円規模到達:2027年前後

年商100億円規模到達:2030年前後

と予想します。

さらに、

2031年までに年商100億円規模へ到達する確率:60%

と予想します。

ただし重要なのは、この記事でいう「売上規模」は、直営・FCを含むミダシーブランド全体の店舗売上規模を中心に試算していることです。

FC店舗の場合、顧客が店舗へ支払った売上高のすべてがミダシー株式会社本体の売上高になるわけではありません。

したがって、

「ミダシー全店舗の売上規模」=「ミダシー株式会社の会計上の売上高」

ではありません。

この点を分けて考える必要があります。

ミダシー新宿本店が月商1800万円を達成

まず注目したいのが新宿本店です。

土橋和貴代表は2026年8月、自身のXで、

新宿本店の7月売上1,800万円達成

を公表しました。

さらに少し前の2026年5月については、

  • 3席+1ベッド
  • 稼働スタッフ4人
  • 月商750万円
  • スタッフ1人あたり月187.5万円

という実績を公開しています。

つまり、公開されている数字だけを見ると、

5月:750万円

7月:1,800万円

と、わずか2か月の間に大きく売上規模が拡大したことになります。

もちろん、席数やスタッフ数、キャンペーン、会員数などの条件が同一ではない可能性があるため、単純な成長率として扱うことはできません。

それでも「ミダシー1店舗で月商1,000万円を超えることが実際に可能なのか?」という疑問に対して、新宿本店が一つの実例を示したことになります。

FCモデルでも月商987万円を想定

さらにフランチャイズ向けに公開されている収益モデルもあります。

FCチャンネル掲載のミダシー加盟モデルでは、

4席・スタッフ6名・家賃40万円・20坪

を想定し、

月商987万円

というモデルが掲載されています。

新宿本店の1,800万円はかなり高い水準ですが、FC本部側も1店舗あたり1,000万円近い月商を一つのモデルとして想定していることになります。

では、店舗数が増えると売上規模はどうなるのでしょうか。

40店舗になったら売上はいくら?

ミダシー株式会社は2026年度中に全国40店舗体制を目指しています。

そこで40店舗すべてが営業した場合の年間売上規模を試算してみます。

1店舗平均月商40店舗の月間売上年間売上規模
300万円1.2億円14.4億円
500万円2億円24億円
700万円2.8億円33.6億円
987万円約3.95億円約47.4億円
1,000万円4億円48億円
1,800万円7.2億円86.4億円

※全店舗が同じ月商を12か月維持したと仮定した単純試算です。

かなり興味深い数字です。

実は40店舗まで増えれば、1店舗平均月商がわずか、

約208万円

あれば、

年間10億円

になります。

計算すると、

10億円 ÷ 40店舗 ÷ 12か月
約208万円/月

です。

ミダシーのFC掲載モデルは月商987万円ですから、40店舗体制が本当に完成すれば、ブランド全体の年商10億円規模はかなり低いハードルになります。

AI予想:年商10億円規模はいつ到達する?

AI予想パビリオンでは、

年商10億円規模のランレート到達:2026年末~2027年前半

と予想します。

そして、年間を通して10億円以上の売上規模を作るのは、

2027年度

が本命と予想します。

理由は店舗数です。

2026年8月16日時点で公式サイトには、オープン予定を含め16店舗が掲載されています。

16店舗の場合、年商10億円に必要な1店舗平均月商は、

10億円 ÷ 16 ÷ 12
約521万円

です。

つまり現在発表されている16店舗だけでも、平均月商が約520万円に到達すれば、年換算でブランド売上10億円規模になります。

新宿本店の1,800万円やFCモデル987万円を見る限り、「全店舗平均520万円」は非現実的な数字ではありません。

ただし新規店舗はオープン直後からフル稼働するわけではないため、実際の年間売上では立ち上がり期間を考慮する必要があります。

年商100億円には何店舗必要?

次はいよいよ100億円です。

ミダシー株式会社は5年以内に、

全国200店舗・年商100億円

を目指しています。

200店舗で100億円なら、1店舗あたり必要な年間売上は、

100億円 ÷ 200店舗
5,000万円

です。

月商では、

5,000万円 ÷ 12
約417万円

となります。

つまり、

200店舗 × 平均月商417万円

で年商100億円規模に到達します。

意外にも、新宿本店の月商1,800万円を全店舗で再現する必要はありません。

平均月商ごとに100億円に必要な店舗数を計算

さらに平均月商別に計算します。

1店舗平均月商年間売上100億円に必要な店舗数
300万円3,600万円約278店舗
400万円4,800万円約209店舗
500万円6,000万円約167店舗
700万円8,400万円約120店舗
987万円約1.18億円約85店舗
1,000万円1.2億円約84店舗
1,800万円2.16億円約47店舗

この表を見ると、100億円達成の最大のポイントが分かります。

それは、

「新宿本店のような月商1,800万円店舗を大量につくること」ではなく、「月商400~500万円以上の店舗を全国に150~200店作れるか」

です。

これは典型的なフランチャイズ型チェーンの勝負になってきます。

年商100億円達成に追い風となる3つの材料

1.FC加盟希望がすでに多数存在する

ミダシーが2025年に実施したFC0次募集には、開始1週間で56社から応募があり、応募総額は1億2,320万円に達したと会社側が発表しています。

200店舗を直営だけで作るのは非常に大きな投資が必要ですが、FCなら加盟企業・オーナーの資金を活用して店舗を増やせます。

2.サブスク型なので売上を積み上げやすい

基本となるミダシープランは月額9,980円。

FCチャンネルでは、新宿本店についてオープン3か月で黒字化し、8か月で月商1,000万円を超えたと説明されています。

毎月会員が積み上がれば、翌月の売上をある程度見通しやすいのはサブスク型の強みです。

3.すでに主要都市への展開が始まっている

2026年8月時点では、新宿・池袋・東京・横浜・川崎・大宮・千葉・藤沢に加え、大阪、神戸、仙台、名古屋、岐阜、福岡などへの展開が公式サイトで確認できます。

「東京で成功した美容サロン」から、全国チェーンを作る段階へ移り始めています。

一方で100億円達成の最大リスクは「再現性」

ここは重要です。

新宿本店が月商1,800万円だから、

200店舗 × 1,800万円

と計算するのは現実的ではありません。

新宿駅東口徒歩1分という立地、ブランド本店としての知名度、代表自身の発信、スタッフ体制など、新宿固有の条件があります。

地方都市のFC店でも同じ売上を作れる保証はありません。

むしろ100億円達成で見るべき数字は、

FC店平均月商400~500万円を維持できるか

です。

200店舗なら平均417万円で100億円に到達するからです。

AI予想するミダシーの売上シナリオ

AI予想パビリオンでは、2030年前後について3つのシナリオを考えます。

強気シナリオ:100億円突破

店舗数:170~220店舗
平均月商:500~700万円

ブランド年間売上:

102億~184億円規模

FC展開が順調に進み、地方都市でも月商500万円以上を安定して作れるケースです。

予想確率:30%

標準シナリオ:60~100億円

店舗数:120~170店舗
平均月商:400~500万円

年間売上:

約58億~102億円

出店は続くものの、全店舗が新宿本店ほど伸びるわけではないケースです。

予想確率:50%

弱気シナリオ:30~60億円

店舗数:70~120店舗
平均月商:350~450万円

年間売上:

約29億~65億円

FC店舗の出店遅延・撤退・採用難などによって200店舗まで届かないケースです。

予想確率:20%

AI予想:100億円達成の本命は2030年

以上を踏まえ、AI予想パビリオンでは、

ミダシーブランドの年商100億円規模到達の本命を2030年前後

と予想します。

会社側が掲げる「5年以内200店舗・100億円」ともほぼ一致します。

ただし100億円達成には、

①40店舗を突破する

②地方FC店で月商400~500万円以上を再現

③100店舗を突破

④150~200店舗へ拡大

という段階を踏む必要があります。

そのため、今後もっとも注目すべき数字は新宿本店の月商ではありません。

「新しくオープンしたFC店舗が半年後にいくら売っているか」

です。

ここが月商500万円以上で安定しているなら、100億円達成確率は大きく上がります。

まとめ:新宿月商1800万円より「地方店500万円」が重要

ミダシー新宿本店は2026年7月に月商1,800万円を達成したと土橋代表が公表しています。

さらにFC向けモデルでは、4席6名体制で月商987万円という収益モデルが掲載されています。

会社側の目標は、

2026年度中40店舗

5年以内200店舗

年商100億円

です。

AI予想パビリオンでは、

年商10億円規模:2027年前後

年商100億円規模:2030年前後

2031年までの100億円規模到達確率:60%

と予想します。

今後、新店舗の売上実績や店舗数が公表されるたびに予想を更新していきます。

果たして「月1回・1時間・1万円」のミダシーは、本当に100億円ブランドになるのでしょうか。

2030年前後に答え合わせです。

※本記事の売上シミュレーションは公開情報をもとにした独自試算です。ミダシー株式会社の公式業績予想ではありません。また、FCを含むブランド全体の店舗売上規模とミダシー株式会社本体の会計上の売上高は一致しません。