【夏の甲子園2026】スポーツ推薦がある高校一覧|野球推薦・入試制度を調査
2026年夏の甲子園に出場した高校を見ていると、
「野球推薦で入学した選手はいる?」
「スポーツ推薦がある高校はどこ?」
「野球が上手ければ学費が免除される?」
と気になる人も多いのではないでしょうか。
高校野球の強豪私立には、一般入試とは別に、
スポーツ推薦
クラブ推薦
部活動特待
体育奨学生
野球奨学制度
アスリートコース
などを設けている学校があります。
ただし、
「推薦入試がある=野球推薦がある」ではありません。
また、制度があっても野球部の人数や条件を一般公開していない学校もあります。
そこで今回は、2026年夏の甲子園出場校の中から、学校の公開情報でスポーツ・部活動・硬式野球に関係する推薦や奨学制度を確認できた高校をまとめました。
※2026年8月時点で公開されている情報を調査しています。すでに2027年度入試要項が公開されている学校については最新制度も確認しています。
目次
夏の甲子園2026出場校でスポーツ推薦を確認できた主な高校
| 高校 | 制度 | 野球との関係 | 主なポイント |
|---|---|---|---|
| 青森山田 | 特別推薦・部活動特待 | 硬式野球対象 | 野球部の奨学生は5名以内 |
| 健大高崎 | アスリートコース | 硬式野球が強化指定部 | 野球部は事前相談が必要 |
| 花咲徳栄 | 部活動の奨学金制度 | 野球も強化部 | 野球の具体的基準は要確認 |
| 八王子実践 | 部活動推薦 | 硬式野球部が推薦対象 | 学校サイトで「推薦」と明記 |
| 松商学園 | クラブ推薦 | 硬式野球が対象 | 専願、面接・書類審査 |
| 岡山学芸館 | スポーツ芸術奨学生 | 部活動対象 | 技能・意欲・学校への貢献を重視 |
| 鳥取城北 | スポーツ特待 | 硬式野球対象 | 硬式野球部は1学年5名以内 |
| 新田 | 体育等奨学生A・B・C | 硬式野球対象 | 男子硬式野球は採用予定5名 |
| 明徳義塾 | 県内推薦 | スポーツ実績を推薦基準に設定 | 優れた競技成績+継続意思 |
| 神村学園 | 野球奨学制度 | 男子硬式野球専用 | 1学年5名以内 |
制度名は学校によってかなり違います。
そのため「野球推薦」という言葉だけで探すより、
部活動特待・クラブ推薦・体育奨学生・野球奨学制度
まで確認するのがポイントです。
青森山田は部活動特待あり|野球部は5名以内
青森山田には推薦入試があり、
一般推薦
特別推薦
に分かれています。
特別推薦には、
部活動特待
があります。
中学校時代の部活動などで優れた実績を残し、入学後もその部活動を通して学校に貢献することが期待できる生徒が対象です。
さらに学校の育英奨学生制度では、スポーツ・文化・芸術などの技能や学業成績に優れた生徒を対象としており、
野球部は5名以内
と明記されています。
つまり、野球に関する奨学生の人数まで公開している学校です。
健大高崎はアスリートコース|野球は事前相談が必要
健大高崎には、
アスリートコース
があります。
硬式野球部は強化指定部の一つ。
アスリートコースは、学業・人物面に加えて、強化指定部で3年間活動できることなどが求められます。
また硬式野球部については、
事前の相談が必要
と案内されています。
そのため、
「一般入試を受けて合格したら、そのまま野球部に入れる」
と決めつけないほうがよさそうです。
強豪校の野球部では、この「入試前の事前相談」が重要になるケースがあります。
八王子実践は硬式野球部が「推薦」対象
2026年夏に西東京代表として初出場した八王子実践。
学校の部活動紹介を見ると、各部の中に「推薦」の表示がある部活動があります。
硬式野球部にも、
「推薦」
と明記されています。
野球部以外にもバレーボール、ハンドボール、剣道、陸上など複数の部活動が推薦対象です。
具体的な成績基準や入試条件については年度ごとの確認が必要ですが、
硬式野球部が部活動推薦の対象になっていることが分かる学校
です。
松商学園は「クラブ推薦」があり硬式野球も対象
松商学園には、
クラブ推薦(専願)
という入試があります。
対象は、学校を第一志望とし、入部を希望する競技で優秀な成績を収めた受験生。
対象クラブには、
硬式野球
が明記されています。
選考方法は、
集団面接
書類審査
です。
普通科全コースと商業科が対象。
甲子園出場校の中でも、
「硬式野球を対象としたクラブ推薦入試」がはっきり公開されている学校
の一つです。
岡山学芸館にはスポーツ芸術奨学生制度
岡山学芸館には、
スポーツ芸術奨学生
があります。
学校では、部活動に顕著な貢献ができる意欲と技能を備えた生徒を対象とする制度としています。
奨学生には、
学校生活で他の生徒の模範になること。
礼儀や品格を大切にすること。
部活動だけでなく学業にも取り組むこと。
学校の部活動発展に寄与すること。
などが求められます。
単純に競技が上手ければいいという制度ではなく、
競技力+学業+人物
を重視する形です。
鳥取城北はスポーツ特待|硬式野球は5名以内
鳥取城北には、
学業特待
文化特待
スポーツ特待
があります。
その中で硬式野球部については、
5名以内
と明記されています。
スポーツや文化の技能に優れ、人物・生活態度でも他の模範となる生徒が対象です。
特待区分によっては、
入学金
授業料
教育振興費
などが免除対象になる制度もあります。
国や県の支援制度と合わせて学費負担が変わるため、実際の免除額は入学年度の制度確認が必要です。
新田は体育等奨学生A・B・C|硬式野球は5名
新田には、
体育等奨学生A・B・C
があります。
推薦入試を対象とする制度で、原則として競技成績などをもとに学校側が決定し、中学校長へ推薦を依頼する形です。
2026年度入試では、
男子硬式野球部の採用予定人数は5名
と明記されています。
志願資格には、
人物・学業面。
中学校長の推薦。
専願。
体育部門で優れた資質・技能。
入学後3年間部活動を続ける強い意思。
などがあります。
選考も競技実績だけではなく、
学力試験
面接
調査書
推薦書
を合わせて判断します。
「野球が強ければ無条件で入れる」という制度ではありません。
明徳義塾は県内推薦でスポーツ実績を評価
明徳義塾の2026年度高校入試には、
県内推薦入学試験
があります。
総合コースの推薦基準には、
学校で実施しているスポーツにおいて、個人または団体の一員として特に優れた成績を挙げ、そのスポーツを継続する意思があること
が含まれています。
選考は作文と面接。
推薦書も必要です。
ただし、この制度は「県内推薦」であり、県外からの受験生と同じ制度ではない点には注意が必要です。
全国から選手が集まる学校だからこそ、居住地や受験区分まで確認する必要があります。
神村学園は「野球奨学制度」を明記|1学年5名以内
制度が非常に分かりやすいのが神村学園です。
男子硬式野球部希望者には、
野球奨学制度
があります。
対象条件は、
所属中学校長の推薦が得られる。
野球技能に優れている。
人物・学力ともに優秀。
他の生徒の模範となる。
というもの。
そして人数は、
1学年5名以内
です。
推薦入試は作文と面接で行われます。
さらに推薦・専願者を対象とする育英奨学金制度もあり、条件を満たせば授業料や寮費などの負担軽減につながる場合があります。
野球推薦だけでなく、寮生活を含めた費用面にも関係する制度です。
花咲徳栄は部活動を対象とした奨学金制度あり
花咲徳栄には、
学業成績・部活動を対象とした奨学金制度
があります。
野球部だけに限定した制度として人数や基準が一般公開されているわけではありません。
そのため、
「甲子園出場校だから全員が野球推薦」
「野球部員なら必ず特待」
というわけではありません。
具体的な部活動実績の基準や免除内容については、中学校や学校を通して確認する形になります。
「スポーツ推薦」と「スポーツ特待」は同じではない
ここは混同されやすいところです。
スポーツ推薦
スポーツ実績などを評価し、推薦入試を受ける仕組み。
スポーツ特待・奨学生
競技力や人物、学力などの条件を満たした生徒に対して、
入学金
授業料
施設費
寮費
などの一部または全部を免除・給付する仕組みです。
つまり、
推薦で入学しても学費免除がないケース
もあれば、
推薦+特待で学費が軽減されるケース
もあります。
学校ごとに制度が違うため、必ず分けて確認する必要があります。
野球部は「1学年5名以内」が目立つ
今回調べた中では、
青森山田
鳥取城北
新田
神村学園
で、硬式野球に関する奨学生・採用人数について、
1学年5名以内、または5名
という数字が確認できました。
強豪校でも、学校から正式に認定される野球の特待・奨学生枠は決して大人数とは限りません。
野球部全体には何十人もの選手がいても、
「野球部員の人数」と「野球特待の人数」は別
ということです。
一般入試から野球部に入れる学校もある?
これは学校によって違います。
一般入試で合格した生徒も野球部に入れる学校がある一方、
事前相談
部活動体験
中学校の先生を通した連絡
セレクション
などが必要になる学校もあります。
特に全国から選手が集まる強豪校では、
「高校に合格した=硬式野球部への入部が確定」ではない
ケースがあるため注意が必要です。
野球部への入部を前提に受験するなら、中学3年の夏から秋には学校や所属チームの指導者を通して確認しておきたいところです。
公立高校の「野球推薦」は私立と仕組みが違う
2026年夏の甲子園に出場した公立高校は、
横手
高岡商
八幡商
社
福山市立福山
鳴門渦潮
東筑
佐賀商
大分商
の9校です。
公立高校の場合は、私立高校が独自に行う「野球特待」「野球奨学制度」とは仕組みが異なります。
入試制度は都道府県・自治体の教育委員会が定めるため、特色選抜や推薦型の選抜があっても、
私立の野球推薦と同じものとして考えないほうがよい
でしょう。
年度ごとの公立高校入試要項を確認する必要があります。
野球推薦を狙うなら何が必要?
学校によって違いますが、公開されている制度を見ると、
中学校での競技実績
野球の技能
内申・学業成績
欠席日数
生活態度
中学校長の推薦
高校を第一志望とすること
3年間野球部を継続する意思
などを条件としている学校が目立ちます。
野球の実力だけでなく、
学校生活をきちんと送れるか
もかなり重視されています。
特待制度の場合は「他の生徒の模範となること」という条件を設けている学校も少なくありません。
まとめ|野球推薦は学校によって制度も人数も違う
今回は、2026年夏の甲子園出場校のスポーツ推薦・野球推薦について調べました。
公開情報で特に野球との関係が分かりやすかったのは、
青森山田の部活動特待・奨学生制度。
八王子実践の部活動推薦。
松商学園のクラブ推薦。
鳥取城北のスポーツ特待。
新田の体育等奨学生。
神村学園の野球奨学制度。
などです。
また、
鳥取城北
新田
神村学園
青森山田
では、硬式野球に関する奨学生等の人数として「5名以内」「5名」という基準が確認できます。
一方、スポーツ推薦制度があっても、硬式野球の詳しい基準を一般には公開していない学校もあります。
そのため受験を考える場合は、
「推薦入試はあるか」だけでなく、「硬式野球部が対象か」「入部に事前相談が必要か」「特待・奨学金は別制度か」まで確認することが重要
です。
甲子園に出場するような強豪校だからこそ、野球の実力だけではなく、学業や生活態度も含めた総合的な評価が求められているようです。






