2026年夏の甲子園も、いよいよベスト8

8月18日(火)は、阪神甲子園球場で準々決勝4試合が行われます。

そして8月16日の3回戦がすべて終了し、準々決勝の対戦カードは完全に確定しました。

第1試合 天理(奈良)vs三重(三重)

第2試合 仙台育英(宮城)vs智弁和歌山(和歌山)

第3試合 花巻東(岩手)vs横浜(神奈川)

第4試合 健大高崎(群馬)vs有明(熊本)

8月17日は休養日。

各校は3回戦までの疲労を回復させながら、ベスト4を懸けた大一番へ向けて最終調整に入りました。公式日程でも、準々決勝は8月18日8時から順に4試合が予定されています。

今回は、地方大会での戦いだけでなく、

3回戦までの甲子園での試合内容、得点力、失点数、投手起用、エースの登板状況、打線の状態、終盤の勝負強さ、そして8月17日までに判明した最新情報まで加えて、準々決勝4試合を改めてAI分析します。

果たして、ベスト4へ進むのはどの4校なのでしょうか。

※最終更新:2026年8月17日23時時点
※AI勝率・予想スコアは独自分析であり、実際の結果を保証するものではありません。


2026夏の甲子園|準々決勝の日程・対戦カード

試合開始予定対戦カード
第1試合8:00天理(奈良)vs三重(三重)
第2試合10:30仙台育英(宮城)vs智弁和歌山(和歌山)
第3試合13:00花巻東(岩手)vs横浜(神奈川)
第4試合15:30健大高崎(群馬)vs有明(熊本)

ベスト8各校|甲子園での勝ち上がりと得失点

準々決勝を予想する前に、8校が甲子園でどのように勝ち上がってきたのか整理します。

高校甲子園の勝ち上がり合計得点合計失点
天理福山7-2、高川学園6-3135
三重松商学園5-3、履正社5-2105
仙台育英札幌日大3-1、花咲徳栄1-0、拓大紅陵6-3104
智弁和歌山社2-1、敦賀気比7-394
花巻東新田4-2、岡山学芸館4-1、英明4-0123
横浜沖縄尚学7-2、日南学園10-1、霞ケ浦5-2225
健大高崎八幡商7-1、東海大甲府1-0、佐野日大4-1122
有明立命館宇治6-3、長崎日大3-2、東日大昌平4-1136

数字だけを見ると、最も目立つのは横浜の3試合22得点

一方で守備面では、健大高崎が3試合でわずか2失点、花巻東も3失点です。

ただし高校野球では、単純な総得点・総失点だけでは決まりません。

天理のように絶対的なエースを中心に戦うチーム。

三重や健大高崎のように複数投手を使えるチーム。

花巻東のように足と小技で1点を積み重ねるチーム。

有明のように終盤で何度も試合をひっくり返してきたチーム。

8校それぞれ、勝ち方がかなり違います。3回戦の公式結果でも、天理、智弁和歌山、三重、仙台育英が15日に、健大高崎、有明、花巻東、横浜が16日にベスト8入りを決めています。


第1試合|天理vs三重

AI勝率

天理52%-三重48%

4試合の中でも、最も予想が難しいカードの一つです。

天理は「エース中心」。

三重は「継投+打線」。

非常に対照的なチーム同士の戦いになります。

天理|長尾亮大が2試合連続完投

天理最大の強みは、やはりエース・長尾亮大。

福山戦では9回131球、13奪三振、2失点で完投。

続く高川学園戦も最後までマウンドを守り、2試合連続完投でベスト8へ進みました。

しかも3回戦は5回終了時点で0-3。

そこから6回に4点を奪って逆転し、8回にも2点を追加。

6-3で勝っています。

「長尾が抑えて打線が後半に攻略する」

この形が天理の勝ちパターンになっています。

三重|履正社を序盤から攻略

一方の三重は、3回戦で履正社を5-2で撃破。

しかも1回に3点、2回に2点。

わずか2イニングで5-0とし、そのまま逃げ切りました。

履正社のような強力打線を持つ相手に対し、受け身にならず最初から攻めた点は高く評価できます。

投手陣では左腕・上田晴優が甲子園で8イニング無失点。

船橋昊、吉井海翔らも使えるため、長尾への依存度が高い天理とは対照的です。

8月17日の最新ポイント|先制点

三重・沖田展男監督は準々決勝を前に、先制して継投で無失点につなぐ理想像を語っています。

天理としては、三重に履正社戦のような「序盤5点」の展開を作らせないことが重要です。

逆に三重は、長尾が試合に完全に入る前に得点したいところ。

特に最初の2イニングが重要になりそうです。

勝敗ポイント|長尾の球数

三重が勝つために重要なのは、

長尾にどれだけ多く投げさせられるか。

ヒットだけではありません。

ファウルで粘る。

四球を選ぶ。

簡単に三者凡退しない。

こうした攻撃で序盤から球数を増やせれば、中盤以降に天理の投手起用を難しくできます。

逆に長尾が3回まで無失点、40球前後で入れば天理有利と予想します。

AI予想スコア

天理4-3三重

最後まで1点を争う接戦。

三重にもほぼ同じだけ勝機がありますが、試合を最後まで任せられる長尾の存在をわずかに上と評価します。

準決勝進出予想:天理

詳しい個別予想はこちら。

【AI予想】夏の甲子園2026 天理vs三重|長尾か、三重の継投か?


第2試合|仙台育英vs智弁和歌山

AI勝率

仙台育英54%-智弁和歌山46%

全国屈指の強豪同士。

ブランドだけでなく、今大会の内容を見ても非常にレベルの高いカードです。

仙台育英|実は開幕戦から3連勝

仙台育英は開幕日の札幌日大戦から登場。

3-1で勝利すると、2回戦で花咲徳栄を1-0。

3回戦では拓大紅陵から14安打を放ち、6-3で勝利しました。

甲子園では3試合10得点4失点。

特に打線は、1得点だった花咲徳栄戦から一転、拓大紅陵戦で14安打6得点と一気に上向いています。

仙台育英|投手陣の厚さも武器

花咲徳栄戦では古川諒弥が9回を投げて完封。

一方、拓大紅陵戦では福井勇翔、梶井湊斗、古川と複数投手を起用しました。

一人のエースにすべてを背負わせる必要がない点は、大会終盤でかなり大きな強みです。

さらに8月17日には約2時間の全体練習を実施。

須江航監督は、智弁和歌山の複数投手に対して「立ち上がりを攻める」ことを攻略の一つに挙げています。

また仙台育英は、宮城大会からここまで一度もリードを許していません。

智弁和歌山|0-2から延長11回で逆転

対する智弁和歌山の怖さは、終盤の勝負強さ。

3回戦の敦賀気比戦。

7回終了時点では0-2でした。

しかし8回に川原一将の2点適時二塁打で同点。

延長11回のタイブレークでは一挙5点を奪い、7-3で勝利しました。

つまり仙台育英は、2点程度リードしていても安心できません。

智弁和歌山は一度流れをつかむと、短時間で一気に得点を重ねる力があります。

勝敗ポイント|最初の3イニング

仙台育英が狙いたいのは先制点。

拓大紅陵戦では初回に3点、2回にも1点。

完全に試合の主導権を握りました。

対する智弁和歌山は、敦賀気比戦で7回まで無得点。

それでも最終的には逆転しています。

仙台育英としては「先制する」だけでは不十分。

できれば3~5回までに複数点のリードを作りたいところです。

智弁和歌山は逆に3回終了時点で1点差以内なら、十分に自分たちの展開へ持ち込めます。

AI予想スコア

仙台育英4-3智弁和歌山

仙台育英が序盤に先行。

智弁和歌山が後半に追い上げるものの、仙台育英が複数投手をつないで逃げ切る展開を予想します。

ただし実力差は小さく、1点差または延長になっても不思議ではありません。

準決勝進出予想:仙台育英

詳しい個別予想はこちら。

【AI予想】夏の甲子園2026 仙台育英vs智弁和歌山|14安打か、延長11回の勝負強さか?


第3試合|花巻東vs横浜

AI勝率

横浜60%-花巻東40%

当初は対戦カード未確定でしたが、8月16日に正式に、

花巻東vs横浜

に決定しました。

ここは元記事の「暫定」「勝者同士」という記述をすべて削除して問題ありません。

花巻東は英明を4-0、横浜は霞ケ浦を5-2で破り、準々決勝進出を決めています。

花巻東|3試合すべて4得点

花巻東のスコアには、非常に面白い共通点があります。

新田戦 4-2。

岡山学芸館戦 4-1。

英明戦 4-0。

3試合すべて4得点。

3試合合計12得点3失点です。

10点、15点と爆発するチームではありません。

しかし毎試合4点を確保し、投手陣が3点以内に抑える。

非常に安定した勝ち方です。

花巻東|適時打ゼロでも4点

英明戦は、花巻東らしさが非常によく出た試合でした。

7安打4得点ながら、適時安打は0。

内野ゴロ。

犠牲フライ。

重盗。

走者を動かしながら、アウトと引き換えでも確実に1点を取る。

ヒット数や長打だけを見ていると測りにくい攻撃力があります。

横浜としては、四球や失策で余計な走者を出さないことが重要です。

横浜|3試合22得点

対する横浜は、

沖縄尚学に7-2。

日南学園に10-1。

霞ケ浦に5-2。

3試合合計22得点5失点。

ベスト8の中でも得点力は際立っています。

しかも大量点の取り方が特徴的です。

日南学園戦は6回終了時点で1-1。

そこから7回以降に9得点。

霞ケ浦戦も5回終了時点では1-2とリードされていましたが、6回に一挙4点を奪って逆転しました。

「中盤まで接戦でも、一つのイニングで試合を壊せる」

ここが横浜最大の強みです。

勝敗ポイント|6回終了時点

花巻東にとって最大のテーマは、

横浜にビッグイニングを作らせないこと。

横浜は6回、7回以降に一気に相手投手を攻略してきました。

花巻東としては6回終了時点で0-0、1-1。

できれば1点リード。

そこまで持ち込めれば、機動力と投手陣を使って十分に勝負できます。

逆に横浜が中盤までに3点、4点を奪えば、花巻東にはかなり苦しい展開になるでしょう。

AI予想スコア

横浜5-3花巻東

花巻東の走塁・小技は横浜にとってかなり厄介です。

それでも3試合22得点の攻撃力と、複数投手を使える選手層を総合的に評価し、横浜を本命とします。

準決勝進出予想:横浜

詳しい最終予想はこちら。

【AI予想】夏の甲子園2026 横浜vs花巻東|13安打の横浜か、適時打ゼロでも4得点の花巻東か?


第4試合|健大高崎vs有明

AI勝率

健大高崎58%-有明42%

準々決勝最後のカード。

数字上は健大高崎優勢。

しかし今回のベスト8で最も「数字通りに終わらない可能性」があるのが有明です。

健大高崎|3試合でわずか2失点

健大高崎は、

八幡商に7-1。

東海大甲府に1-0。

佐野日大に4-1。

甲子園3試合で12得点2失点。

防御面ではベスト8屈指です。

しかも特定の一人に頼っていません。

佐藤麻恩。

北田莉玖。

石垣聡志。

大橋叡刀。

新倉大輝。

石田翔大。

複数の投手が甲子園のマウンドを経験しています。

大会終盤でこの投手層は大きな武器です。

有明|3試合すべて逆転勝利

ところが有明。

こちらは別の意味で異常な勝ち方をしています。

立命館宇治戦。

3点を追う9回2死から逆転。

長崎日大戦も先制を許してから逆転。

東日大昌平戦も7回終了時点で0-1。

そこから8回に4点を奪って4-1。

3試合すべて逆転勝利です。

普通なら一度でも負けていておかしくない。

それを3試合続けてひっくり返しています。

有明は、今回のベスト8で最も「最後のアウトまで勝敗が分からないチーム」と言っていいでしょう。

8月17日最新情報|工修哉が左手骨折

ここは元記事公開後に判明した重要情報です。

3回戦の東日大昌平戦前に左手を負傷した工修哉について、骨折していることが8月17日に報じられました。

一方で、準々決勝では代走としての起用も検討されています。

3回戦では工のアクシデントを受け、斉藤遼汰郎が急きょ先発。

その斉藤が9回5安打1失点で完投しました。

つまり有明には、

工の状態。

そして9イニングを投げた斉藤の回復。

この2点が新たな不確定要素として加わります。

ただし、有明がここまで見せてきた終盤の勝負強さを考え、本記事ではAI勝率58%-42%を大きく変更しません。

勝敗ポイント|5回終了時点

健大高崎にとって危険なのは、

1点差のまま終盤へ入ること。

有明は7回、8回、9回になっても試合を諦めません。

健大高崎としては、投手陣が抑えるだけでなく、5回までに2点以上のリードを作りたいところです。

逆に5回終了時点で、

0-0。

1-0。

2-1。

この程度の差なら、有明の勝率は数字以上に高くなると考えます。

AI予想スコア

健大高崎4-2有明

健大高崎が豊富な投手陣をつないでリード。

有明が終盤に再び反撃。

最後まで緊迫するものの、今回は健大高崎の投手層がわずかに上回ると予想します。

準決勝進出予想:健大高崎

詳しい個別予想はこちら。

【AI予想】夏の甲子園2026 健大高崎vs有明|投手層か、3試合連続逆転の有明か?


準々決勝全4試合|最新AI勝敗予想まとめ

試合対戦カードAI本命AI勝率予想スコア
第1試合天理vs三重天理52%-48%天理4-3三重
第2試合仙台育英vs智弁和歌山仙台育英54%-46%仙台育英4-3智弁和歌山
第3試合花巻東vs横浜横浜60%-40%横浜5-3花巻東
第4試合健大高崎vs有明健大高崎58%-42%健大高崎4-2有明

AIが予想するベスト4は、

天理

仙台育英

横浜

健大高崎

の4校です。

ただし、今回の準々決勝には「絶対的本命」と呼べるカードがありません。

最も差がある横浜vs花巻東でも60%-40%。

天理vs三重は52%-48%。

わずか4ポイント差です。

準々決勝4試合すべてに、番狂わせが起きる余地があります。


最も接戦になりそうなのは天理vs三重

数字だけなら、第1試合が最も互角。

天理52%。

三重48%。

天理には2試合連続完投の長尾。

三重には上田を中心とする複数投手。

エースで最後まで押し切る天理か。

継投で相手打線の狙いをずらす三重か。

1点差、あるいは延長まで進んでも不思議ではありません。


最も総合力が問われるのは仙台育英vs智弁和歌山

仙台育英は甲子園3連勝。

投手を複数使え、拓大紅陵戦では14安打。

智弁和歌山も投手層があり、さらに終盤に試合をひっくり返す打線があります。

仙台育英54%-智弁和歌山46%としましたが、実質的にはほぼ五分。

どちらが勝っても優勝候補として残るレベルのカードです。


攻撃スタイルが最も対照的なのは花巻東vs横浜

横浜は3試合22得点。

一気に4点、5点を奪うビッグイニング型。

花巻東は3試合すべて4得点。

盗塁、進塁打、内野ゴロ、犠牲フライを使って1点ずつ積み重ねるタイプです。

集中打の横浜

vs

機動力と1点を取る野球の花巻東

という構図。

この違いを見るだけでも非常に面白いカードです。


最大のダークホースは有明

AI本命4校の中で、最も最後まで安心できないのは健大高崎でしょう。

理由は単純です。

有明が3試合すべて逆転しているから。

立命館宇治戦は9回2死から。

東日大昌平戦は8回から。

「あとアウト一つ」で終わる状況でも試合をひっくり返しています。

工修哉の骨折という大きなマイナス材料はあります。

それでも有明を42%としたのは、数字では測りにくい終盤の集中力があるためです。

健大高崎が2点、3点リードして終盤を迎えられるか。

ここが最大のポイントになります。


準々決勝の先|準決勝・決勝の日程

準々決勝後は8月19日(水)が休養日。

準決勝は8月20日(木)。

第1試合が8時、第2試合が10時30分予定です。

8月21日(金)は再び休養日。

決勝は8月22日(土)10時開始予定となっています。

なお、準決勝以降の組み合わせも大会規定に基づく抽選で決まります。大会全体の組み合わせは高野連公式ページで確認できます。

第108回全国高校野球選手権大会|公式組み合わせ表


試合速報・ライブ配信を確認するには?

準々決勝はスポーツナビ、SPORTS BULLの「バーチャル高校野球」などで速報・ネット配信が予定されています。スポーツナビの試合ページでも、対戦カード、見どころ、速報などを確認できます。

バーチャル高校野球・スポーツナビ

大会日程や変更については、高野連公式情報もあわせて確認してください。

日本高等学校野球連盟|第108回大会


まとめ|2026夏の甲子園、ベスト4へ進むのは?

2026年夏の甲子園。

いよいよ優勝まであと3勝です。

AIの準決勝進出予想は、

天理

仙台育英

横浜

健大高崎

の4校。

しかし、第1試合の天理vs三重はほぼ五分。

第2試合も仙台育英と智弁和歌山の強豪対決。

第3試合では横浜の強力打線に花巻東の機動力が挑みます。

そして第4試合では、3試合連続逆転の有明が、ベスト8屈指の投手層を持つ健大高崎と対戦します。

3回戦でも、

智弁和歌山。

三重。

有明。

AIで劣勢と見ていたチームが次々と予想を覆しました。

高校野球は数字だけでは決まりません。

エースの一球。

打者の一振り。

一つの四球。

一つの盗塁。

一つの好守。

一つのミス。

そして、甲子園独特の流れ。

AI本命4校がそのまま準決勝へ進むのか。

それとも再び大きな番狂わせが起こるのか。

8月18日、2026年夏の甲子園ベスト8決戦に注目です。

※AI勝率・予想スコアは、地方大会および甲子園での試合内容、得失点、投手起用、選手層、直近の状態などをもとにした独自予測です。実際の試合結果を保証するものではありません。

※試合開始時刻・大会日程は天候などにより変更される場合があります。最新情報は日本高等学校野球連盟などの公式発表をご確認ください。