8月18日8時。

準々決勝第1試合は、

天理(奈良)vs三重(三重)。

ともに8月15日の3回戦を突破して、ベスト8へ進みました。

天理は、

福山に7-2。

高川学園に6-3。

三重は、

松商学園に5-3。

履正社に5-2。

ここまでの得失点を見ると、

天理は2試合13得点5失点。

三重は2試合10得点5失点。

数字だけなら大きな差はありません。

しかし両校の勝ち方はかなり違います。

天理は、

長尾亮大を軸にしたエース型。

三重は、

複数投手でつなぐ継投型。

準々決勝では、この違いが大きなポイントになりそうです。

天理|0-3から6得点の逆転勝利

天理の3回戦、高川学園戦。

5回終了時点では、

0-3。

完全に高川学園ペースでした。

しかし6回。

3番、4番、5番の3連打から反撃。

さらに四死球も絡めて一気に4点を奪い、

4-3。

試合をひっくり返しました。

8回には山中喜晴の適時二塁打でさらに2点。

最終的には、

6-3。

3点差を逆転してのベスト8入りです。

大量点を先に取るチームというより、

相手投手を2巡、3巡と見る中で攻略する。

これが今大会の天理の怖さになっています。

長尾亮大|甲子園2試合連続完投

最大の存在は、

やはりエース・長尾亮大。

福山戦では、

9回131球。

13奪三振。

2失点完投。

さらに高川学園戦も最後までマウンドを守り、

2試合連続完投で準々決勝へ進みました。

三重にとっては、

長尾からどうやって3点、4点を取るか。

これが最大のテーマでしょう。

一方で気になるのは、

当然ながらここまでの投球負担。

準々決勝まで休養日はありますが、

三重が球数を投げさせる攻撃をできれば、

後半にチャンスが出てくる可能性があります。

天理|金本相有を中心とした中軸

打線では、

4番・金本相有。

福山戦では3打数2安打。

本塁打も記録し、

さらに2四球。

5打席で4度出塁しました。

高川学園戦でも、

天理は3番から5番の連打をきっかけに反撃しています。

三重としては、

上位打線を簡単に出塁させないこと。

特に金本の前に走者を置かない。

ここは重要です。

三重|履正社から序盤に一気に5点

一方の三重。

3回戦では大阪代表・履正社を、

5-2。

しかも試合序盤に一気に主導権を握りました。

1回に3点。

2回にも2点。

わずか2イニングで5-0。

そのリードを最後まで守り切りました。

AI予想パビリオンでは試合前、

履正社53%。

三重47%。

わずかに履正社優勢と予想していました。

しかし実際には、

三重がその予想を覆しました。

準々決勝でも、

「格上と見られる相手に序盤から攻める」

という形ができれば面白くなります。

三重|上田晴優が甲子園で無失点継続

投手陣で注目したいのが、

左腕・上田晴優。

松商学園戦では、

3回無失点。

履正社戦では、

5回4安打無失点。

甲子園で投げた8イニングを、

いまだ無失点です。

しかも三重は、

上田だけではありません。

松商学園戦では、

上田。

船橋昊。

吉井海翔。

3投手を使いました。

エース1人ですべてを背負う天理に対し、

三重は複数投手を組み合わせられる。

準々決勝では、

この投手層が大きな武器になりそうです。

三重|上位打線のつながりが怖い

三重は松商学園戦で、

12安打5得点。

水野央清が3安打。

前野元佑が2安打。

秋山隼人が2安打。

4番・福田篤史が3安打2打点。

上位4人だけで、

10安打を記録しました。

つまり長尾としては、

1番から4番までを一気につなげさせないこと。

三重は単発の長打よりも、

連打で走者をためた時が怖いチームです。

独自勝敗予想|天理52%-三重48%

今回の予想は、

天理52%

三重48%。

ほぼ五分五分。

わずかに天理を上とします。

最大の理由は、

長尾亮大という試合を最後まで任せられる投手がいること。

そして、

0-3からひっくり返した中軸の勝負強さです。

ただ、

投手層だけを見るなら、

三重にも大きなアドバンテージがあります。

上田が5回前後まで試合を作り、

その後を船橋、吉井らにつなぐ形になれば、

勝敗は完全に五分でしょう。

勝敗ポイント|三重が長尾に何球投げさせるか

最大のポイントは、

三重打線vs長尾亮大。

特に序盤です。

三重が履正社戦のように、

1回、2回から長尾を攻略できれば、

一気に三重ペース。

逆に長尾が、

3回終了まで無失点。

球数も40球前後。

このような入りができれば、

天理が優位になります。

三重としては、

ヒットだけではなく、

ファウル。

四球。

粘り。

こうした攻撃で長尾の球数を増やしたいところです。

AI予想スコア|天理4-3三重

最終予想は、

天理4-3三重。

序盤は、

1-1。

あるいは2-1。

中盤以降に試合が動くと予想します。

天理が長尾で押し切るのか。

それとも三重が継投と上位打線で攻略するのか。

2試合連続完投のエースと、

複数投手で強豪を倒したチーム。

非常に対照的な準々決勝になりそうです。

※AI勝率・予想スコアは、地方大会、甲子園での試合内容、投打の戦力、投手起用、直近の状態などを基にした独自予測です。