【夏の甲子園2026決勝】智弁和歌山vs健大高崎の注目選手は?スタメン・キーマンを徹底分析
2026年夏の甲子園はいよいよ決勝戦。
8月22日、阪神甲子園球場で、
智弁和歌山(和歌山)vs健大高崎(群馬)
が深紅の大優勝旗を懸けて激突します。
智弁和歌山は準決勝で横浜を7-1で破り、5年ぶりの決勝進出。
一方の健大高崎は天理との投手戦を1-0で制し、夏の甲子園では初めて決勝の舞台に立ちます。
ここまでの勝ち方は対照的です。
智弁和歌山は準々決勝から2試合で32安打18得点。
健大高崎は今大会5試合46イニングでわずか2失点。
つまり決勝は、
「大会終盤に爆発している強力打線」vs「ほとんど点を与えていない投手陣」
という非常に分かりやすい構図になりました。
今回は決勝の予想スタメンとともに、勝敗を左右しそうな注目選手・キーマンを徹底分析します。
※決勝の正式スタメンは試合開始前に発表されるため、以下は準決勝までの起用をもとにした予想です。
目次
智弁和歌山の予想スタメン
| 打順 | 守備 | 選手 |
|---|---|---|
| 1 | 中 | 長友悠成 |
| 2 | 一 | 荒井優聖 |
| 3 | 右 | 井本陽太 |
| 4 | 捕 | 山田凜虎 |
| 5 | 二 | 楠本龍生 |
| 6 | 指 | 東村悠晴/松本虎太郎 |
| 7 | 遊 | 川原一将 |
| 8 | 左 | 山下晃平 |
| 9 | 三 | 黒川梨大郎 |
| 投 | 投 | 和気匠太が有力 |
智弁和歌山の最大の特徴は、やはり1番から5番までの厚みです。
特に大会終盤に入ってから上位打線の状態が一気に上がっています。
準々決勝の仙台育英戦では18安打11得点。
続く準決勝の横浜戦でも14安打7得点。
相手投手の名前や前評判に関係なく、上位打線が塁に出て中軸が返す形が完成しつつあります。
智弁和歌山の注目選手①井本陽太
決勝で最初に注目したいのが3番・井本陽太です。
準決勝終了時点で大会打率は7割を超えるハイペース。
横浜戦でも3安打を放ち、打線を完全に勢いづけました。
智弁和歌山には山田、楠本という強打者が後ろに控えています。
そのため健大高崎からすると、井本を簡単に歩かせるわけにもいきません。
1、2番を抑えても井本から攻撃が始まる。
逆に長友や荒井を塁に出して井本を迎えれば、一気に大量失点へつながる可能性があります。
決勝では井本の第1打席、第2打席に注目です。
智弁和歌山の注目選手②山田凜虎
4番・捕手として攻守の中心に立つのが山田凜虎です。
準決勝では0-1で迎えた3回、同点となる適時打を放ちました。
打撃だけでなく、エース和気を中心とした投手陣をリードする捕手としても重要な存在です。
健大高崎は大量得点で押し切るチームではありません。
一つの四球、一つの送りバント、一つの進塁で得点圏まで走者を進め、1点を奪って守り切る形を得意としています。
だからこそ山田には、打者としてだけでなく、
「健大高崎に簡単に先制点を与えない配球」
も求められます。
攻守両面を考えれば、智弁和歌山で最も重要な選手の一人です。
智弁和歌山の注目選手③楠本龍生
準決勝で一気に注目度を高めたのが5番・楠本龍生です。
横浜戦では3回、勝ち越しとなる3ラン。
さらに終盤にも適時打を放ち、2安打4打点の活躍を見せました。
決勝でも大きなポイントになるのが、
4番・山田の後ろに楠本がいること。
山田との勝負を避けても楠本がいる。
楠本を警戒すれば山田と勝負しなければならない。
健大高崎投手陣にとって、4番と5番を連続して抑えることが最大の難所になります。
智弁和歌山の投手キーマンは和気匠太
投手ではやはりエース・和気匠太です。
準々決勝では5回1失点。
準決勝では横浜を相手に8回1失点。
特に横浜戦では初回に先制されながら、その後は追加点を許さず、味方打線の逆転を呼び込みました。
決勝では中1日。
ここ2試合で13回を投げているため、最初から最後まで一人で投げ切るというより、久葉亮太や長井心海らを含めた継投も視野に入るでしょう。
健大高崎打線は爆発力よりも少ないチャンスをものにするタイプです。
和気が先制点を与えず中盤まで運べれば、智弁和歌山の強打が生きやすくなります。
健大高崎の予想スタメン
| 打順 | 守備 | 選手 |
|---|---|---|
| 1 | 遊 | 神崎翔斗 |
| 2 | 中 | 石田雄星 |
| 3 | 捕 | 大岩翔斗 |
| 4 | 指・投 | 佐藤麻恩 |
| 5 | 三 | 石田翔大 |
| 6 | 左 | 萩原雄大 |
| 7 | 二 | 岩井由來 |
| 8 | 一 | 豊永飛輝 |
| 9 | 右 | 溝口寛人など |
| 投 | 投 | 石垣聡志が有力候補 |
健大高崎は打順以上に、「誰を先発投手にするのか」が重要です。
準決勝では佐藤麻恩が先発して7回1/3を無失点。
準々決勝では石垣聡志が延長10回を一人で投げて完封しました。
石垣は準決勝で最後の打者に登板しただけ。
そのため決勝は石垣先発を本線と見ますが、佐藤を再び先発させる形や、複数投手を最初から細かくつなぐ可能性もあります。
健大高崎の注目選手①佐藤麻恩
健大高崎最大のキーマンと言っていいのが佐藤麻恩です。
準決勝では投手として7回1/3を2安打無失点。
さらに打っても初回に決勝点となる適時打。
文字通り投打で勝利を引き寄せました。
決勝で佐藤がどのように起用されるかは大きなポイントです。
先発。
リリーフ。
DHで出場しながら途中から登板。
どの形も考えられます。
智弁和歌山からすると、石垣を攻略したとしても佐藤が残っている。
佐藤に合い始めても北田ら別タイプが出てくる。
この選択肢の多さが健大高崎の強さです。
健大高崎の注目選手②石垣聡志
2年生エース・石垣聡志も決勝の中心人物です。
準々決勝の有明戦では延長10回を110球、5安打無失点。
タイブレークまで一人で投げ切りました。
そして準決勝では9回二死満塁という極めて難しい場面で登板。
最後の打者を抑え、1-0の試合を締めています。
先発して長いイニングを投げる能力。
試合終盤に登場して一つのアウトを取る能力。
両方を示していることが大きな強みです。
智弁和歌山打線が最も警戒すべき投手でしょう。
健大高崎の注目選手③大岩翔斗
もう一人忘れてはいけないのが捕手・大岩翔斗です。
健大高崎は今大会、
石垣、佐藤、北田、大橋、新倉、石田翔大など、
タイプの違う投手を次々に起用して勝ち上がってきました。
その投手陣をまとめているのが大岩です。
決勝では智弁和歌山の左打者が多い上位打線に対し、どの球種を使い、どのタイミングで内角を攻めるのか。
さらに一巡目と二巡目で配球をどう変えるのか。
大岩のリードは得点以上に勝敗へ影響する可能性があります。
決勝最大のキーマンは誰?
両校から一人ずつ挙げるなら、
智弁和歌山=井本陽太
健大高崎=佐藤麻恩
と予想します。
井本が出塁すれば、山田、楠本へつながり智弁和歌山の大量得点パターンに入ります。
一方で佐藤は、打者として得点を生み出すだけでなく、投手として智弁和歌山打線を止めることもできます。
この2人がどの程度仕事をするかで、試合展開そのものが変わりそうです。
スタメンから見る決勝のポイント
打線だけを比較すれば、現状では智弁和歌山に勢いがあります。
しかし投手の枚数と試合終盤の選択肢では健大高崎。
智弁和歌山は「固定された強力打線」。
健大高崎は「複数投手を使って相手に的を絞らせない野球」。
まったく違う形で勝ち上がってきました。
決勝最大のポイントは、
智弁和歌山の1~5番を、健大高崎が何失点で切り抜けるか。
ここでしょう。
最初の2巡で2~3点を奪えば智弁和歌山。
5回まで1点以内なら健大高崎。
そんな試合になる可能性があります。
まとめ|スターだけでなく「次の一人」が決勝を決める
2026年夏の甲子園決勝、智弁和歌山vs健大高崎。
智弁和歌山には井本、山田、楠本、和気。
健大高崎には佐藤、石垣、大岩。
全国の頂点を争うにふさわしい注目選手がそろいました。
ただし、決勝で本当のヒーローになるのは必ずしも中心選手とは限りません。
下位打線の一本。
代打の一本。
リリーフ投手の一つのアウト。
そうした小さなプレーが全国制覇を決めるのが高校野球です。
智弁和歌山が5年ぶりに夏の頂点へ立つのか。
それとも健大高崎が初めて夏の甲子園を制するのか。
スタメン発表の瞬間から、すでに両校の駆け引きは始まっています。





