『F1/エフワン』の続編を考えるうえで重要なのは、新しいライバルよりもまず既存キャラクターです。

特に注目したいのがソニー・ヘイズ、ジョシュア・ピアース、そしてケイト・マッケナ。

第1作では、この3人の関係がAPXGPを変えていきました。Appleもジョシュアを才能ある若手、ケイトをチームの技術面を支える重要人物として紹介しています。

続編で最も大きく立場が変わりそうなのはソニーでしょう。

第1作の目的だった“復活”はすでに達成されています。

そこで第2作では、自分が勝つことよりも「次の世代に何を残すか」がテーマになる可能性があります。

一方、ジョシュアは真逆です。

彼にとって本当のF1人生はここから。

優勝争いだけでなく、年間チャンピオンという目標が出てきます。

成功すればメディアから注目され、スポンサーも増え、自信も大きくなる。

その結果、第1作とは別の意味でソニーと対立するかもしれません。

そして意外なキーパーソンがケイトです。

マシン開発が勝敗を左右するF1では、ドライバーだけで物語は成立しません。

第2作ではAPXGPがトップチームになったことで、「速いマシンを作り続けなければならない」というプレッシャーをケイトが背負う展開も考えられます。

ソニー=経験。

ジョシュア=才能。

ケイト=技術。

この3人がそれぞれ違う形で「勝利」を求める。

そこへ世界王者級の新ライバルが現れたとき、APXGPは本当のトップチームになれるのか。

『F1/エフワン2』では、レースそのもの以上に“勝ち続ける難しさ”が描かれるのかもしれません。