2026年9月23日から10月2日まで、愛知・名古屋アジア大会のスカッシュ競技が名古屋金城ふ頭アリーナで開催される。

2028年ロサンゼルス大会で初めてオリンピック競技として実施されるスカッシュ。

その2年前に日本で行われるアジア大会は、アジアのトップ選手にとって極めて重要な国際舞台となる。

そして2026年大会で日本が最も金メダルを期待できる競技の一つが、女子スカッシュかもしれない。

その理由が渡邉聡美選手の存在だ。

2026年8月時点で女子世界ランキングのトップ10に位置し、前回アジア大会では日本スカッシュ史上初となる個人銅メダルを獲得。

現在は「メダル候補」から「金メダル候補」へと評価を上げる段階にある。

AI予想パビリオンでは、世界ランキング、前回アジア大会、2025~2026年の国際大会成績などから男女の優勝候補を分析する。

女子シングルス|AI金メダル予想

順位選手国・地域AI優勝確率
1位シバサンガリ・スブラマニアムマレーシア34%
2位渡邉聡美日本30%
3位アナハト・シンインド14%
4位アイファ・アズマンマレーシア9%
5位香港勢香港7%
その他6%

女子はマレーシアのシバサンガリ・スブラマニアム選手と日本の渡邉聡美選手による2強争いと予想する。

女子本命・シバサンガリ|前回アジア大会2冠

シバサンガリ・スブラマニアム選手は、前回アジア大会女子シングルスの金メダリスト。

さらにマレーシア女子団体の優勝にも貢献し、2冠を達成した。

2026年8月時点でも世界トップクラスを維持しており、アジアの女子選手では最上位級。

最大の特徴は、攻守のバランスだ。

一発のショットだけで終わらせるタイプではなく、厳しいコースへ何本も打ち続け、相手をコート後方へ追い込んでから決める。

長いラリーにも強く、5ゲームマッチになっても大きくレベルが落ちにくい。

「前回王者+現在も世界上位」。

AIが本命とするには十分な材料がそろっている。

AI評価

ショット ★★★★★
フットワーク ★★★★★
持久力 ★★★★★
大舞台経験 ★★★★★
優勝期待度 ★★★★★

日本の渡邉聡美が金メダルへ最接近

そして2026年大会で日本が大きな期待を寄せられるのが渡邉聡美選手だ。

前回アジア大会では女子シングルス銅メダル。

これは日本スカッシュにとって歴史的な結果だった。

しかし2026年の渡邉選手を「前回銅メダリスト」という肩書きだけで評価するのは適切ではない。

現在は世界ランキングでもトップ10に入り、世界最高峰の大会でトップ選手と継続的に対戦している。

2026年4月には国際大会の決勝でシバサンガリと直接対戦するなど、両者は完全に同じ世界トップグループで戦っている。

AIの女子金メダル確率は、

シバサンガリ 34%
渡邉聡美   30%

ほぼ互角。

日本スカッシュ史上初のアジア大会金メダルが誕生しても、もはや番狂わせとは言えない。

渡邉聡美の最大の武器はホーム開催

世界ランキングだけならシバサンガリがわずかに上。

しかしアジア大会では渡邉選手に大きなプラス材料がある。

自国開催だ。

海外大会の場合、

・長距離移動
・時差
・食事
・宿泊環境
・気候

など競技以外の要素にも適応しなければならない。

2026年はその負担が圧倒的に少ない。

さらに観客の多くが渡邉選手を応援する環境になれば、接戦の終盤では大きな力になる。

AIは通常の国際大会よりも、渡邉選手の優勝確率を数ポイント高く評価した。

インドの新星アナハト・シンも怖い

3番手評価はインドのアナハト・シン選手。

若い世代ながら急速に世界ランキングを上げている注目株で、2025年にはインド代表として国際団体大会の優勝にも貢献した。

若手選手の最大の怖さは成長速度。

アジア大会までの1~2か月で、さらにレベルを上げる可能性がある。

シバサンガリ、渡邉という世界トップ10級の2人が中心と予想するが、トーナメントの組み合わせ次第ではアナハト選手が一気に決勝へ進む展開も考えられる。

マレーシア女子は団体戦でも最有力

団体戦になると、マレーシアの評価はさらに上がる。

シバサンガリだけでなく、アイファ・アズマン選手など国際経験豊富な選手を複数そろえられるためだ。

スカッシュの団体戦では「世界トップ10が1人いる」だけでは優勝できない。

2番手、3番手の選手がどれだけ勝てるかが重要。

その意味でマレーシアは非常に強い。

女子団体AI予想

1位 マレーシア 38%
2位 日本 20%
3位 香港 16%
4位 インド 15%
その他 11%

日本が団体金メダルを取るには、渡邉選手が1勝を確保し、残る2試合のどちらかを取る展開が理想となる。

男子シングルス|前回王者エイン・ヨウが本命

男子で本命評価するのは、マレーシアのエイン・ヨウ・ン選手

前回アジア大会の男子シングルス決勝ではインドのサウラブ・ゴサル選手を3-1で破り、金メダルを獲得した。

アジア大会という大舞台で勝ち切った経験は大きい。

男子は女子よりも候補が分散しており、

マレーシア
インド
カタール
香港
日本

などに優勝の可能性があるとAIは見る。

男子シングルスAI予想

順位選手・勢力国・地域AI優勝確率
1位エイン・ヨウ・ンマレーシア29%
2位インド勢インド22%
3位アブドゥラ・アルタミミカタール16%
4位香港勢香港12%
5位日本勢日本10%
その他11%

男子は「絶対的本命なし」。

これがAIの結論だ。

インド男子は団体戦で最強候補

個人戦ではマレーシアを本命としたが、団体戦ならインドの評価が上がる。

前回アジア大会ではインド男子が団体戦で金メダルを獲得。

さらに2025年の国際団体大会でも、女子を含めた代表チームが強さを見せた。

アバイ・シン選手をはじめ、複数の国際レベル選手を揃えられることが最大の強みだ。

男子団体AI予想

インド 30%
マレーシア 25%
香港 17%
パキスタン 12%
日本 8%
その他 8%

団体戦ではインド対マレーシアが中心。

香港、パキスタンがその2強へ挑む構図と予想する。

日本男子の注目は机龍之介

日本男子では机龍之介選手など国際大会で経験を積んできた選手に注目したい。

前回アジア大会男子シングルスでは、机選手が準々決勝まで進出。

メダルへあと1勝というところまで迫った。

2026年は自国開催。

前回より一つ上へ進めば銅メダル。

さらに準決勝も突破すれば決勝だ。

女子の渡邉聡美選手ほど優勝確率は高く設定しないものの、日本男子にも表彰台の可能性は十分残されている。

日本最大の金メダル候補は渡邉聡美

スカッシュ全種目を通して、日本勢で最も金メダルに近いとAIが見るのは渡邉聡美選手。

AI評価は、

金メダル 30%
銀メダル 25%
銅メダル 23%
メダルなし 22%

と予想する。

つまりメダル獲得確率は約78%

もちろんトーナメント競技である以上、組み合わせによって大きく変化する。

それでも世界トップ10級の現在地、前回大会銅メダル、自国開催という3要素を考えると、日本代表の中でも非常に期待値の高い選手と言える。

シバサンガリ対渡邉聡美の決勝は実現するか?

女子最大の注目カードが、

シバサンガリ・スブラマニアム対渡邉聡美

だ。

マレーシアのエースと日本のエース。

両者が順当に勝ち上がり決勝で対戦すれば、世界トップレベルのラリーが名古屋で繰り広げられることになる。

AIは直接対決について、

シバサンガリ勝利 52%
渡邉聡美勝利   48%

とほぼ互角と予想。

世界ランキングの差よりも小さい数字としたのは、自国開催という条件を考慮したためだ。

アジア大会2026スカッシュ|AI最終予想

男子シングルスの本命はエイン・ヨウ・ン選手(マレーシア)

女子シングルスの本命はシバサンガリ・スブラマニアム選手(マレーシア)

しかし日本の渡邉聡美選手との差はほとんどない。

AI予想パビリオンが2026年大会で特に注目するのは、

女子シングルスで日本初の金メダルが誕生するか

という一点だ。

前回大会は銅。

現在は世界トップ10級。

そして今回は日本開催。

「メダルを取れれば快挙」という段階から、

「優勝しても不思議ではない」

段階まで日本女子スカッシュは来ている。

ロサンゼルス2028へ向けても重要な意味を持つ愛知・名古屋2026。

渡邉聡美選手がアジアの頂点に立つ瞬間が生まれるのか、大きな注目が集まりそうだ。

AI予想パビリオン:注意事項

本記事の優勝確率・メダル確率は、2026年8月時点で確認できる世界ランキング、過去のアジア大会、国際大会実績などをもとにAI予想パビリオンが独自に算出した予想です。

実際の結果を保証するものではありません。

世界ランキング、最終エントリー、組み合わせ、選手のコンディションなどによって評価は変動します。

すべての出場選手への敬意を前提に、大会観戦をより楽しむための予想としてご覧ください。