「函館は、札幌よりもさらにタフだ」
同じ北海道の洋芝コースでも、函館と札幌は似て非なるものです。
函館競馬場の直線は、JRA全場の中で最も短い262m。
さらに、高低差3.5mという激しいアップダウンがあります。

この「タフすぎる消耗戦」の舞台では、華麗な末脚は役に立ちません。
AIが函館で探し求めるのは、泥んこになってもバテない「スタミナお化け」です。

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  • 記事の性質:本記事は、JRA最短直線コースにおける「逃げ・先行」の複勝率と、洋芝重馬場でのスタミナ消費分析に基づいた記事です。

「まくり」が決まる特殊なコース

直線が短すぎるため、4コーナーで後ろにいたら絶望的です。
しかし、スタミナがあれば3コーナー手前からロングスパートをかける「まくり」が可能です。
AIは、過去に長距離戦を使われていた馬や、障害レース帰りの馬など、「スピードはないが無尽蔵のスタミナがある馬」を穴馬として抜擢します。
函館記念などの重賞で、人気薄のロートル馬が激走するのは、このスタミナアドバンテージがあるからです。

「巴賞」の勝者は消せ?

函館記念の前哨戦である「巴賞」。
AIには有名な「巴賞の法則」がプログラミングされています。
それは「巴賞を勝った馬は、本番の函館記念で負ける」というジンクスです。

中1週という過密日程に加え、タフな洋芝での連戦は疲労が抜けにくい。
AIは、巴賞好走馬の評価をあえて下げ、別路線組のフレッシュな馬を狙うという、人間心理の逆を行くロジックを持っています。

滞在効果と「小回り適性」

函館も滞在競馬ですが、札幌以上にコーナーがきついため、不器用な馬は外に膨れて終わります。
AIは「コーナーワークの巧拙」を数値化し、内ラチ沿いをピタリと回れる器用な馬を評価。
武豊騎手や横山武史騎手など、函館コースを知り尽くした「コース巧者」とのコンビは、AI評価が2ランクアップします。

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