2026年夏の甲子園で「大会屈指の左腕」として注目したいのが、聖隷クリストファーのエース・高部陸投手です。

最速は150キロ。

左腕としては高校生トップクラスのスピードを誇り、2026年春には侍ジャパンU-18日本代表候補にも選出されました。

2025年夏には2年生エースとして聖隷クリストファーを初の夏の甲子園へ導き、全国舞台でも好投。

そして2026年夏の静岡大会では、準決勝で13奪三振、決勝でも10奪三振の完投勝利を挙げ、チームを2年連続の甲子園へ導きました。

「高部陸は2026年ドラフト候補?」
「球速は何キロ?」
「変化球は?」
「出身中学は?」
「高校卒業後はプロに行く?」

気になるポイントをまとめます。

高部陸のプロフィール

項目内容
名前高部陸
読み方たかべ・りく
高校聖隷クリストファー
学年3年
ポジション投手
投打左投左打
身長約175cm
体重約74kg
出身埼玉県
出身中学深谷市立南中学校
中学時代武蔵嵐山ボーイズ
最速150キロ
進路大学進学を表明

高校生投手としては決して大型ではありません。

それでも全身を大きく使うフォームから、左腕では希少な150キロのストレートを投げ込みます。

単なる「球速だけの投手」ではなく、変化球、制球力、試合を作る能力まで兼ね備えているのが高部の魅力です。

高部陸は2026年ドラフト候補?

結論から言えば、高部陸は2026年世代を代表するドラフト注目投手の一人です。

特に、

・左投手
・最速150キロ
・甲子園経験あり
・高い奪三振能力
・U-18日本代表候補

という条件を考えれば、プロ側から注目されるのは当然でしょう。

2026年春の公式戦には複数球団のスカウトが訪れています。

ただし、「ドラフト候補」と「2026年ドラフトで指名される可能性がある選手」は分けて考える必要があります。

高部本人は2026年3月、高校卒業後について大学へ進学する意向を明言しています。

つまり現時点では、高校から直接プロ入りするのではなく、

聖隷クリストファー

大学野球

プロ野球

というルートを描いています。

高部陸の進路は大学!高校から直接プロには行かない?

2026年春の時点で、高部は大学進学の意思を明確にしています。

理由は将来的にプロで活躍するため。

高校からすぐプロへ行くより、大学で体を作り、投手としてさらに成長することが自分にとって近道だと考えているようです。

したがって、2026年8月時点では高校生プロ志望届を提出する可能性は高くないと考えられます。

ただし、高校野球選手の進路は大会後に変化するケースもあります。

最終的には本人や学校からの正式発表を待つ必要があります。

現段階で確実に言えるのは、

「プロから注目される力はあるが、本人は大学進学を希望している」

ということです。

高部陸の最速は150キロ

高部の最大の武器は、左腕から投げ込むストレートです。

2025年時点では最速147キロ。

それだけでも全国屈指の左腕でしたが、2026年春の静岡県大会で一気に自己最速を更新。

磐田東戦のリリーフ登板で150キロを計測しました。

高校生の右投手なら150キロを超える投手は近年増えてきました。

しかし左投手となれば話は別です。

左腕で150キロに届く高校生は全国でもごく限られます。

高部は「左で150キロ」というだけで、打者にとって非常に厄介な存在です。

2026年夏も150キロを計測

150キロは春だけの一発ではありませんでした。

夏の静岡大会でも富士宮西戦でリリーフ登板すると、自己最速タイとなる150キロを計測。

2回3分の2を投げて5奪三振、無失点と好投しました。

春に初めて150キロへ到達し、夏にも同じ数字を出したことで、

「150キロを投げられる左腕」

として一段階評価を上げたといえるでしょう。

高部陸の球種は?

高部の持ち球として確認できる主な球種は、

・ストレート
・カットボール
・スライダー
・カーブ
・チェンジアップ

などです。

さらに2026年春には、縦方向へ変化するカーブも投球の幅を広げるボールとして取り組んでいました。

特に高部を語るうえで欠かせないのがカットボールです。

150キロ近い直球と軌道が似た状態から小さく変化するため、打者は芯を外されやすくなります。

準決勝の磐田東戦では、切れのあるストレートに緩いカーブ、鋭いカットボールを組み合わせ、9回13奪三振。

速球だけに頼らない投球ができることを証明しました。

高部陸のすごさは奪三振能力

高部の特徴は「球速150キロ」という数字だけではありません。

三振を奪う能力が非常に高い投手です。

2026年春の静岡県大会では沼津商を相手に19奪三振。

夏の静岡大会準決勝では磐田東を相手に13奪三振。

さらに決勝の常葉大菊川戦でも10奪三振を記録しました。

決勝では9回をわずか89球。

5安打2失点で完投し、最後の打者も三振で仕留めています。

これだけ三振を奪いながら球数を抑えられるのは、ストライクゾーン内で勝負できている証拠でもあります。

静岡大会準決勝は9回13奪三振

聖隷クリストファーが連覇へ大きく近づいた準決勝・磐田東戦。

高部は9回を投げ、

5安打
1失点
13奪三振

の好投を見せました。

試合は1-1のまま終盤へ突入。

最後は聖隷クリストファーが2-1でサヨナラ勝ちしました。

1点も与えられない緊迫した試合でエースが最後までマウンドを守ったことは、高部の評価をさらに高める内容だったといえます。

決勝では89球10奪三振完投

続く常葉大菊川との決勝でも高部が先発。

9回を89球で投げ切り、

5安打
2失点
10奪三振

で完投しました。

聖隷クリストファーは4-2で勝利。

2年連続2度目となる夏の甲子園出場を決めました。

準決勝で9回13奪三振。

決勝でも9回10奪三振。

連戦の中でも大きく崩れない安定感は、エースとして非常に大きな武器です。

出身中学は埼玉県深谷市立南中学校

高部陸は静岡県出身ではなく、埼玉県出身です。

出身中学は、

深谷市立南中学校。

中学時代は学校の軟式野球部ではなく、

武蔵嵐山ボーイズ

でプレーしました。

武蔵嵐山ボーイズは埼玉県を拠点とする硬式野球チーム。

高部は中学時代から高いレベルの硬式野球を経験し、その後、静岡県の聖隷クリストファーへ進学しました。

なぜ聖隷クリストファーへ?

埼玉県出身の高部が静岡の聖隷クリストファーへ進んだことも興味深いポイントです。

現在の聖隷クリストファーには静岡県外からも多くの選手が集まっています。

2026年夏のベンチ入りメンバーにも東京、神奈川、埼玉、大阪、滋賀、兵庫など各地の中学出身者がいます。

高部もその一人。

高校では1年夏からベンチ入りし、早い段階から公式戦を経験しました。

2025年夏の甲子園ですでに全国を経験

高部にとって2026年夏は初めての甲子園ではありません。

2025年夏、2年生エースとして聖隷クリストファーを学校初の夏の甲子園へ導きました。

初戦の明秀日立戦では、

9回
4安打
1失点

の完投勝利。

聖隷クリストファーに夏の甲子園初勝利をもたらしました。

続く西日本短大付戦でも先発し、強力打線を相手に粘りの投球。

2年生の段階で甲子園のマウンドを経験していることは、2026年夏を戦ううえで大きなアドバンテージです。

2026年夏の初戦は佐野日大

聖隷クリストファーの初戦は、

8月6日18時30分
聖隷クリストファー対佐野日大

です。

佐野日大はセンバツにも出場している栃木の実力校。

エース鈴木有を中心に投手力があるため、ロースコアになる可能性もあります。

その意味でも高部の出来は勝敗を大きく左右します。

ナイターとなる甲子園で、左腕から150キロが飛び出すかにも注目です。

高部陸は夏の甲子園2026で最注目左腕の一人

2026年夏は全国に好投手がそろいました。

横浜の織田翔希を筆頭に、150キロを超える投手も複数います。

その中でも高部は、

左腕
150キロ
甲子園経験
高い制球力
豊富な変化球
奪三振能力

を兼ね備えた存在です。

高校卒業後は大学進学の意向を明らかにしているため、2026年ドラフトで直接プロへ進む可能性は現時点では高くありません。

しかし「将来のプロ候補」という意味では間違いなく注目選手です。

大学で体格や球威がさらに成長すれば、数年後のドラフトで上位候補になる可能性も十分あります。

まとめ

聖隷クリストファーの高部陸は、2026年夏の甲子園を代表する注目左腕です。

ポイントをまとめると、

・最速150キロの左腕
・2026年は高校3年生
・埼玉県出身
・深谷市立南中学校出身
・中学時代は武蔵嵐山ボーイズ
・カットボール、スライダー、カーブなどを操る
・2025年夏の甲子園で完投勝利
・2026年春には19奪三振の試合も
・静岡大会準決勝で13奪三振
・決勝で89球10奪三振完投
・プロ注目だが本人は大学進学を表明

高校から直接プロへ行く選手だけがドラフト候補ではありません。

高部陸は、大学野球を経てさらに大きく成長する可能性を持った左腕。

まずは2026年夏の甲子園で、最速150キロのストレートがどこまで全国の打者を圧倒するのか注目です。