2026年夏の甲子園、第7日第3試合。

8月11日(火)16時から、

履正社(大阪)vs享栄(愛知)

が2回戦で激突します。

履正社は3年ぶり6回目。

享栄は実に31年ぶり9回目。

抽選直後から注目を集めた、東西の名門対決です。

履正社は大阪大会決勝で箕面学園を16-2と圧倒。

3回に4点、4回に3点、5回に4点。中盤に一気に試合を決めました。

対する享栄は愛知大会決勝で愛工大名電を4-1。

その前には今春センバツ4強の中京大中京も4-1で撃破しています。

しかも享栄には、140キロ台中盤以上を投げる投手が複数。

単なる「31年ぶりの復活校」ではありません。

全国上位を狙える投手陣を持つチームです。

履正社の強力打線か。

享栄の厚すぎる投手陣か。

2回戦屈指の好カードをAI予想パビリオンが分析します。

【AI予想】2026夏の甲子園 1回戦全試合 勝敗シミュレーション|組み合わせから見る突破校はどこだ!

履正社|大阪決勝16得点、最後に打線が完全覚醒

大阪大会を通して履正社は、エース・木村颯を中心に「守り勝つ野球」で勝ち上がってきました。

しかし決勝では、そのイメージを完全に覆します。

初回、2回は無得点。

しかし3回。

先頭打者の四球から無死満塁を作ると、3番・小杉悠人の右前適時打で先制。

4番・辻竜乃介も得点に絡み、打者一巡で4得点。

4回に3点。

5回に4点。

前半5回終了時点で11-0

最終的には16-2で箕面学園を圧倒しました。

投手力だけではない。

甲子園直前の決勝で打線まで爆発したことは、大きなプラス材料です。

木村颯|大阪を勝ち抜いたエース

履正社の投手陣の中心は3年生エース・木村颯です。

大阪大会では木村を中心に失点を抑え、厳しいブロックを突破。

準決勝では金光大阪を6-0で破っています。

決勝でも先発。

得点圏に走者を背負う場面はありましたが、5回まで無失点。

6回2失点で後続の投手へつなぎました。

履正社が享栄に勝つためには、木村が享栄打線を3点以内に抑え、打線が相手の強力投手陣から4点前後を取る。

この形が理想でしょう。

辻竜乃介|履正社の4番・主将

履正社打線の中心は4番で主将の辻竜乃介

大阪大会準決勝では4打点。

決勝でも3回の4得点に絡みました。

さらに3番・小杉悠人も決勝で先制適時打。

小杉。

辻。

この3、4番の前に走者を置く形が、履正社の攻撃の基本になります。

享栄投手陣は非常に厚い。

そのため1人の投手だけを攻略すればいい試合ではありません。

履正社の中軸には、投手が代わっても対応する能力が求められます。

享栄|31年ぶりの夏は「復活」ではなく「実力」

享栄が最後に夏の甲子園へ出場したのは1995年。

2026年、実に31年ぶりに愛知の頂点へ戻ってきました。

しかし、その道のりを見ると「懐かしい古豪が勢いで勝った」というチームではありません。

春の愛知大会王者。

夏にはセンバツ4強・中京大中京を4-1。

決勝では愛工大名電を4-1。

全国クラスの相手を次々と倒しています。

本大会でもダークホース以上の存在と考えるべきでしょう。

享栄最大の武器は「誰が投げても速い」投手陣

享栄の恐ろしさは投手層です。

夏の初戦時点で、最速145キロを超える投手を5人ベンチ入りさせていました。

主な投手だけでも、

近藤優
最速147キロの左腕。

坂本亮太
強い直球を投げ、打者としても中軸を担う。

上江瀧拓未
右サイドから146キロ級。鋭いスライダーも武器。

岩田健蔵

など複数の選択肢があります。

甲子園では1人のエースが崩れた瞬間に試合が決まるケースがあります。

享栄にはそのリスクが少ない。

履正社が先発投手へ対応してきたら、別タイプへ交代。

さらに終盤でも別の投手。

こうした継投ができます。

上江瀧拓未|中京大中京を封じ、決勝は1失点完投

夏に入り、特に評価を高めているのが上江瀧拓未です。

中京大中京戦では5回から登板。

5回を無失点、5奪三振に抑え、享栄を4-1の勝利へ導きました。

そして愛知大会決勝。

今度は先発です。

愛工大名電に初回1点を許しましたが、2回以降は無失点。

130キロ台後半の直球とスローカーブなどの緩急を使い、9回1失点で完投しました。

「速い投手が多い享栄」の中で、上江瀧は速さだけに頼らず打者を抑えられる存在です。

森迫煌斗・坂本亮太が中軸を形成

決勝では0-1の4回。

3番・森迫煌斗が右越え二塁打を放って同点。

続く4番DH・坂本亮太が右前打を放ち、逆転しました。

享栄は投手陣が注目されますが、打線にも決定力があります。

藤井陽斗。

竹内泉汰。

森迫。

坂本。

大森皓太。

上位から中軸にかけて切れ目が少ない。

木村としては、最初の1巡から気を抜けません。

AI戦力比較|打撃力の履正社、投手層の享栄

項目履正社享栄
投手力★★★★★★★★★★
打撃力★★★★★★★★★☆
守備力★★★★★★★★★★
機動力★★★★☆★★★★☆
選手層★★★★★★★★★★
甲子園経験★★★★★★★★☆☆

非常にレベルの高い比較です。

履正社は大阪を勝ち抜いた攻撃力と甲子園経験。

享栄は全国でもトップクラスと評価できる投手層。

AIでも大差はつけません。

AI勝敗シミュレーション|履正社54%-享栄46%

AI予想パビリオン独自予測は、

履正社 54%

享栄 46%

です。

履正社をわずかに上としました。

理由は、打線の厚さと全国大会での経験値。

ただし享栄投手陣が本来の力を出せば、履正社でも3点以上取るのは簡単ではありません。

ほぼ互角のカードです。

勝敗ポイント① 履正社は享栄の継投を攻略できるか

履正社が最も難しいのは、一人の投手に狙いを定めにくいことです。

左の近藤。

右の坂本。

サイドの上江瀧。

タイプが変わります。

「先発のタイミングに合ってきた」と思ったら投手交代。

そこから再びゼロから対応する必要があります。

履正社打線の修正力が試されます。

勝敗ポイント② 享栄は木村颯から先制できるか

履正社は大阪大会で守備力の高さを見せてきました。

木村が先にリードをもらうと、非常に安定した戦いができます。

享栄としては先制したいところ。

愛工大名電との決勝では先制されても逆転しましたが、履正社を相手に毎回同じことができるとは限りません。

森迫、坂本ら中軸の一打に期待がかかります。

勝敗ポイント③ 4点目をどちらが取るか

AIはこの試合を、

大量得点にはなりにくい

と予想します。

両校とも投手力が高いためです。

3-2。

3-3。

4-3。

このあたりのスコアになれば、「4点目」が非常に大きくなります。

先に4点を取ったチームがかなり有利とみます。

AI予想スコア|履正社4-3享栄

AI予想パビリオンの最終予想は、

履正社 4-3 享栄

です。

序盤は木村と享栄投手陣の投げ合い。

中盤に履正社が小杉、辻ら中軸の一打で得点。

享栄も投手リレーと打線の粘りで追いつき、最後まで1点差。

履正社がわずかに逃げ切る展開を予想します。

しかし、

享栄3-2履正社

も十分あり得ます。

上江瀧、近藤、坂本らの継投が完璧にハマれば、履正社打線を封じ込めても全く驚きません。

まとめ|2回戦屈指!「大阪の強豪vs31年ぶり復活の古豪」

3年ぶりの履正社。

31年ぶりの享栄。

出場間隔だけを見ると履正社有利に見えます。

しかし2026年の享栄は、

春の愛知王者。

センバツ4強の中京大中京を撃破。

愛工大名電にも勝利。

そして全国トップ級の投手層。

決して「久しぶりに出てきた古豪」ではありません。

AI予想は、

履正社54%-享栄46%。

今回の2回戦でも特に予想が難しいカードです。

8月11日16時。

大阪の強豪と復活した愛知の名門。

甲子園でどちらが上回るのか注目です。

※AI勝率・予想スコアは地方大会成績、投手力、打撃力、選手層、甲子園経験などを基にしたAI予想パビリオン独自の予測です。