【AI予想】中央競馬vs地方競馬、AIが勝ちやすいのはどっち?控除率の壁を突破する条件
「AIで競馬をするなら、中央(JRA)と地方、どっちが儲かるの?」
これからAI予想を始めようとする人が必ずぶつかる、最大の疑問がこれです。
土日に開催される華やかな「中央競馬」。
平日も毎日どこかで開催されている泥臭い「地方競馬」。
当サイト「AI予想パビリオン」が、データ分析の視点から両者を徹底比較。
結論から言えば、「当てやすいのは地方だが、儲けやすいのは中央」というパラドックスが存在します。
なぜそんな矛盾が起きるのか? 控除率(テラ銭)の壁を突破するための条件とともに解説します。
【AI予想パビリオン:免責事項】
- 記事の性質:本記事は、中央競馬(JRA)と地方競馬(NAR)の構造的な違い、およびAIアルゴリズムの適合性を分析した検証記事です。
- リスクについて:AIの予測精度には限界があります。馬券の購入はご自身の責任において行ってください。
目次
【ラウンド1】データの「質」勝負
AIのエネルギー源はデータです。
「より正確で、より大量のデータ」がある方がAIは賢くなります。
| 項目 | 中央競馬(JRA) | 地方競馬(NAR) |
|---|---|---|
| データ量 | 圧倒的(綺麗) | バラバラ(汚い) |
| AI適性 | ◎(高い) | △(工夫が必要) |
中央競馬:AIにとっての「整地されたグラウンド」
JRAのレースは管理が行き届いています。芝のコンディション、坂路調教のタイム、過去のラップデータなどが詳細に公式化されています。
AIはノイズの少ない「綺麗なデータ」を好むため、純粋な予測精度を高めるなら間違いなく中央競馬に軍配が上がります。
地方競馬:AIを狂わせる「魔境」
一方、地方競馬は競馬場ごとに環境が違いすぎます。
「雨が降ると内側が泥沼になる高知競馬」「冬場は凍結防止剤で時計が変わる帯広競馬」など、数値化しにくいローカルルール(トラックバイアス)が多すぎます。
また、騎手の技量差も激しく、データ通りに走らないケースが多発するため、汎用的なAIでは苦戦を強いられます。
【ラウンド2】オッズと「資金パンク」問題
AIを使って本気で稼ごうとすると、次にぶつかるのが「自分の買い目でオッズが下がる」という問題です。
地方競馬の「プール」は浅すぎる
地方競馬(特に平日昼間のマイナー開催)は、売り上げ規模が小さいのが致命的です。
AIが「この馬は美味しい!」と判断して10万円を投入した瞬間、単勝オッズが10倍から3倍に急落する……なんてことが日常茶飯事です。
これを「オッズ破壊」と呼びます。
どんなにAIが優秀でも、自分自身で旨味を消してしまうため、地方競馬では大口投資ができません。
逆に、中央競馬はプールが巨大なため、AIが数千万円突っ込んでもオッズはビクともしません。
「スケーラビリティ(拡張性)」の面では、中央競馬の圧勝です。
【ラウンド3】地方競馬だけの「反則技」
「じゃあ、地方競馬はAIに向いていないのか?」
いいえ、実はプロのAI勢力の一部は、あえて地方競馬を主戦場にしています。
その理由が、「ポイント還元(キャッシュバック)」です。
実質控除率を下げる魔法
楽天競馬やSPAT4などのネット投票サイトでは、地方競馬の購入額に応じて数%〜10%のポイントバックを行っています。
- 通常:回収率100%を超えないと負け。
- 地方(ポイント有):回収率95%でも、10%のポイントがつけば「実質105%」で勝ち。
この数%の差が、AIにとっては天と地ほどの差になります。
「オッズの旨味はないが、ポイントを含めればプラスになる」というギリギリのラインを、AIによる機械的な大量購入で攻める。
これが地方競馬におけるAI攻略の唯一にして最大の正攻法です。
まとめ:あなたの「AI戦略」はどっち?
結論として、AI予想における「勝ちやすさ」の定義は2つに分かれます。
🏇 中央競馬(JRA)向きの人
- 豊富なデータを使い、純粋な「予測モデル」の性能で勝負したい。
- 1レースに数万円以上を賭ける「投資競馬」をしたい。
- 戦う相手:高性能な商用AIや機関投資家(ハイレベルな戦い)。
🐎 地方競馬(NAR)向きの人
- 「ポイント還元」を計算に入れたポイ活的な運用ができる。
- データよりも「強い馬が順当に勝つ」という堅実さを好む。
- 戦う相手:魔境のトラックバイアスと、オッズの急落。
「中央はデータが綺麗だがライバルが強い」。
「地方はライバルは弱いがオッズが安い」。
どちらの戦場を選ぶにせよ、AIはあくまでツールです。
その戦場のルール(控除率やポイント)を熟知し、最も有利な立ち回りを設計できる「人間」こそが、最終的な勝者になれるのです。








